持続的成長に向けた6 本柱の中核事業の1つとして、全社連携を基軸にAIロボティクスビジネスを推進するNTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)。本ビジネスを牽引するAIロボティクス事業本部長の髙木康志取締役に最近の状況と今後について伺った。
NTTアドバンステクノロジ株式会社 取締役 AIロボティクス事業本部長髙木 康志氏
NTT研究所のR&D 成果を2014年に機能強化して商用化したRPA「WinActor」は、2020年10月現在5,500社超の導入実績を誇る国内シェアNo.1のRPAだ。継続的な機能追加やラインナップ拡充など、進化し続けてきた結果、企業や社会にとっての最重要課題であるDX の拡大を支援するソリューションとして注目を集めている。本稿ではWinActorの進化の状況を紹介する。
お客さまのDX拡大に貢献しているのが、データの作成・転記・加工・照合といった、日々の仕事の中で欠かせない業務を簡単に自動化できる従量課金制・固定シナリオのRPAサービス「WinActor Cast on Call」だ。NTT-ATは、本サービスを2019年9月に開始。以来、DX時代の新しい業務自動化ソリューションとして、サービスのブラッシュアップを図っている。
顧客提供価値を拡張・最大化するAugmentedAutomation(拡張自動化)の考えに基づき真のDX実現を支援するNTT-AT。その基本スタンスは、オープンイノベーションにより世界中の優れた技術とWinActor とを自在に組み合わせる“ベスト・オブ・ブリード(BoB)”による自動化適用領域の拡大だ。本稿ではBoBによるDX拡大の取り組み事例を紹介する。
NTT-ATのグローバル事業本部では、国内売上No.1を誇るWinActorの海外販売を2017年より開始した。英語版から開始し、現在は日本語版・英語版・中国語版の3 カ国語のWinActor を、世界各国の販売代理店を経由して提供している。2020年11月現在、海外市場での導入件数は120社を超えている。本稿ではWinActorの海外展開状況を紹介する。
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