NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は新型コロナウイルス感染拡大を受け、毎年10月に開催している「NTT Communications Forum」を初めてオンラインで開催した。名称に「Digital」を入れ「NTT Communications Digital Forum 2020」(以下、CDF)とするなど、自らデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を体現する事業者としてのNTT Comをアピールする場となった。
CDFではNTT Comの丸岡亨代表取締役社長により基調講演が行われた。その中からWith/Afterコロナを強く意識した新たな事業ビジョンやNTT Comが取り組むDXなど、主な内容について紹介する。
CDFではWith/Afterコロナにおける新たなワークスタイルに関する講演/展示が多かった。本稿ではNTT Com自身がDXにより実現してきた働き方改革やニューノーマル時代のワークスタイル創造について紹介する。
CDFではNTT Comのの新たな事業ビジョン“Re-connect X™”実現に向けた柱の1つ、データ利活用を支えるプラットフォーム“Smart Data Platform”(以下、SDPF)に関する講演や展示も多く見られた。本特集では特別講演の内容も交えSDPFについて紹介する。
NTT Comは新たな統合ICT 運用プラットフォーム“X Managed Platform™(クロスマネージドプラットフォーム)”の提供を2021年春に開始する予定だ。本稿ではCDFの特別講演で紹介された内容について紹介する。
講演と並ぶCDFの重要なプログラムである展示は、Smart World の各領域、SDPF、インフラ、イノベーションの各分野に分けて行われた。本稿ではどのようなサービス/ソリューションの展示が行われたか、簡単に紹介する(SDPF については本特集“4 Smart Data Platform”参照)。なお展示は講演と同じく、会期後も“Digital Showcase”として公開されている。
CDFは、新型コロナウイルス感染拡大を受けインターネット上の仮想空間で開催された。初の試み、かつ短期間での準備というチャレンジングな取り組みであった。この取り組みを支えたのがバーチャルイベントプラットフォーム(VEPF)だ。
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