NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)が2020 年4 月に行った組織再編で発足したマネージド&セキュリティサービス部(以下、MSS 部)。同部のミッションや主な取り組みについて、母体となった旧カスタマーサービス部(以下、CS 部)から引き続き組織長を務める同社取締役 高岡宏昌氏にお話を伺った。
NTTコミュニケーションズ株式会社 取締役 マネージド&セキュリティサービス部長高岡 宏昌氏
MSS部 マネージドサービス部門(以下、MS 部門)は、その名のとおりマネージドサービスの企画・開発・提供を担っている。本稿では、ICT環境の統合管理/ 最適化に役立つマルチオーケストレーターや、より効率的なマネージドサービスの提供を可能にする統合ICT 運用プラットフォーム“X Managed Platform ™”の開発について紹介する。
NTT Comは総合リスクマネジメントサービス“WideAngle”により、リスクマネジメントに関するコンサルティングから、具体的なセキュリティ対策ソリューションの提供まで行っている。本稿ではWideAngle を所掌するMSS部 セキュリティサービス部門(以下、SS部門)が、どのようなことに重点を置いてセキュリティサービスを提供しているかについて紹介する。
MSS部 カスタマサービス部門(以下、CS 部門)は、母体となった旧CS部のメンバーが主体となって発足した。従来の取り組みを継承する一方で、MSS部としてのシナジー効果を活かし、自らのデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)の成果を外部にも提供していくための取り組みを強化している。
MSS 部 サービスプラットフォーム部門(以下、SPF 部門)は、同部のCS部門と同様、サービスオペレーションを支えるシステムの企画から開発・運用を担う。主に共通的で大規模なシステムを担当しており、システムアーキテクチャーまで含めた設計・開発の効率化により、社内外のDXに貢献するための取り組みを進めている。
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