ホーム > 2021年2月号

1 SIC概要

将来の情報処理基盤実現に向けた取り組み

実世界のデータからさまざまな価値を生み出す「データ中心社会」が到来しようとしている。また情報化社会の進展にともない、システム基盤やソフトウェア開発手法への要求はより一層高まっていくと考えられる。本稿では、データ中心社会を支え、社会・技術の進化に対応できる将来の情報処理基盤の実現に向けた、NTTソフトウェアイノベーションセンタ(以下、SIC)の取り組みについて紹介する。

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2 次世代データハブ

次世代データハブが実現するデータ中心社会

SICでは、実世界のデータからさまざまな価値を生み出す「データ中心社会」、そしてIOWN構想の実現に向けて高速・安全・効率的なデータ流通やデータ分析・価値化を創出する「次世代データハブ」の研究開発に取り組んでいる。本稿では、データの流通や処理における課題とそれらを解決する次世代データハブの要素技術の概要について紹介する。

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3 AI共創環境

AIモデル作成を加速するAI共創環境
~あなたのデータに合わせて高品質なAIモデルを自動で構築~

SICでは、データサイエンティストの属人的経験や勘に依存していたAI(人工知能)モデル作成のノウハウを抽出・蓄積し、利活用する「AI共創環境」を実現すべく研究開発を進めている。AI共創環境では、与えられたデータやタスクに対して過去の事例から適切な学習設定を自動抽出し、効率的に高精度なAIモデルの作成を行う。

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4 業務のデジタル化

業務のデジタル化を実現するデータ活用・分析技術
~ウィズコロナ時代の「密」を回避した顧客接点業務の実現~

SICでは、顧客の業務データから課題を抽出し、データ分析を通して課題解決を導き出す活動を実践している。新型コロナウイルスにより、顧客接点を持つ業務、例えば、金融機関や市役所、小売店などの窓口において、いわゆる、「3密」を回避することが重要となっており、顧客をなるべく「来店させない」、または「来店しても効率よく応対する」窓口の実現に向けたデータ活用・分析技術を紹介する。

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5 次世代コンピューティング基盤

革新的コンピューティングアーキテクチャの実現に向けて

SICでは、「ムーアの法則」の終焉に伴い性能の頭打ちを迎えつつあるCP を中心としたコンピューティング基盤のアーキテクチャに対し、特定用途に特化した先進的なハードウェアとこれらを活用するソフトウェア技術の組み合わせにより解決するアーキテクチャの研究開発に取り組んでいる。本稿ではこれらの技術によって実現される革新的な次世代のコンピューティング基盤のアーキテクチャを紹介する。

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6 NTTグループ対応ノウハウ蓄積

ITシステムの効率的な構築・運用に向けたノウハウ共有スキームの確立と自動化技術の高度化の取り組み

クラウドネイティブ時代になり、ビジネスのスピードは高速化、お客様からの要望を即時にフィードバックし、サービスを改善・発展させていくことが求められている。ビジネス環境に適したITシステムの実現に向け、システムの構築・運用自動化技術を高度化させるとともに、各システムの構築運用自動化の知見をNTTグループ内で共有するスキームの確立に取り組み、更なる高速化、効率化を実現する。

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7 ソフトウェアの高速開発手法

探索的テスト支援技術~LatteArtのご紹介~

コストを抑えながらソフトウェアを早期にリリースすることへの要求が増している。そのため、開発全体のコストに占める割合が大きく、ソフトウェアの一定の品質を確保するために必要となるソフトウェアテストは、開発におけるQCD(Quality、Cost、Delivery)の要といえる。本稿では、SICが取り組んでいるテストを飛躍的に効率化する技術について解説するとともに、将来展望についても紹介する。

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お問い合わせ先

NTTソフトウェアイノベーションセンタ
Mail:sic@hco.ntt.co.jp
URL:https://www.rd.ntt/sic/

※記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。