NTTデバイスイノベーションセンタ(以下、DIC)では、世界最先端のエレクトロニクス技術とフォトニクス技術を活用し、新しいNTTサービスの創出に貢献している。IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想の実現に向けた研究開発の最先端について、富澤将人所長にお話を伺った。
NTTデバイスイノベーションセンタ 所長富澤 将人氏
DICのフォトニックネットワークデバイスプロジェクトでは、通信容量の更なる増大に対応すべく、伝送距離の観点からInP デバイスの高ボーレート※化技術開発を推進している。本稿では、その開発の取り組み等について紹介する。
※デジタルデータを1 秒間に何回変復調できるかを示す値
DICのスマートコネクションデバイスプロジェクト(以下、SDP)では、仮想化したネットワーク(以下、NW)上の複雑な構造を持ったパケットに対して、ハードウェア技術を用いたパケット処理とスイッチによる可視化技術を組み合わせたハードウェアアクセラレータ(HWA)内臓仮想化対応トラフィック監視システムで、トラフィックの可視化と特定フローのキャプチャを提供しNW 運用を容易にしている。本報告では、以下に技術の概要を述べる。
DICライフアシストプロジェクト(以下、LAP)では、インフラ設備の安心・安全とメンテナンスの効率化に資する技術開発を進めている。本稿では、通信設備の一つである下部支線アンカを対象とした地中腐食推定技術について述べる。
※記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
Copyright © BUSINESS COMMUNICATION. All rights reserved. ※本サイトの掲載記事、コンテンツ等の無断転載を禁じます。