分散型社会を実現するためにはいろいろなイノベーションが必要となる。NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com) のアプリケーションサービス部(以下、APS部) は、お客さまがイノベーティブに業務ができるよう先鋭的なサービスを推進している。藤嶋部長にAPS部の戦略、重点施策、今後のサービスの在り方等について伺った。
NTTコミュニケーションズ株式会社 執行役員 プラットフォームサービス本部 アプリケーションサービス部長藤嶋 久氏
NeWorkⓇ（ニュワーク）は、「リアルよりも気軽に話しかけられる」をコンセプトにしたコミュニケーションサービスだ。既存のWeb会議サービスとは一線を画し、オンラインワークスペースとしてまるで同じ空間にいるかのように仲間に話しかけることができ、ハイブリットな新しい働き方の実現をサポートする。
コロナ禍は、商材展示会イベントの機会を著しく減少させたが、同時に従来の手法を見直す契機をもたらした。Virtual Event Platform は、仮想の3D空間にイベント会場を創造する新しいサービスだ。イベント運営者はリアル開催の代替、またはリアル開催とのハイブリッドにより、自社商材をプロモートできる。
COTOHA Voice DXTM Premiumは、従来のようにAIがオペレーターを支援するのではなく、複数エンジンの組み合わせによりAIがメインとなって応対業務から後続・派生業務までをワンストップで実施するサービスだ（図1）。コールセンターサービスに対する不満の上位を占める「電話がつながるまでの待ち時間が長い」「番号入力が面倒」「通話中でつながらない」「オペレーターの知識不足」といった項目に対して、24時間365日対応、回答の質の統一、自然言語での応対による番号入力の煩わしさ解消といった価値を提供する。
COTOHA Chat ＆ FAQ®は、独自の意味検索エンジンを使い、お客さまの質問の意図を読み取ることができる高精度なAIチャットボットだ。24時間365日稼働、オペレーターのニューノーマルな働き方に対応しているほか、継続的改善をサポートする仕組みや豊富なオプションメニューを備えている。
Smart vLiveTMは、たとえ離れた場所にいても、まるで現地に集っているかのような映像体験の共有を可能にするライブ配信プラットフォームだ。低遅延配信技術により、スポーツやエンターテイメントのコンテンツ配信に留まらず、新しい映像を活用したビジネスの創造を支援する。
BConnectionデジタルトレード（以下、デジタルトレード）は、請求書に付随する業務を電子化するサービスだ。発行側、受け取り側双方に対し、経理会計業務のプロセスを改善することで業務効率を実現し、企業全体のDXを支援する。
droppinTMは、業務に最適なワークスペースを即時に検索･予約できるサービスだ。一元的に多種多様なワークスペースの情報を提供することで企業と従業員の課題を解決。ニューノーマル時代に求められるワークスタイルの構築を促進する。
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