テレコム・ユーティリティ事業本部(以下、当本部)は、モバイルやテレコムといった通信業界や、電力・ガス・水道等のユーティリティ業界のIT を事業領域としている。当本部はこれまで国内の社会インフラ等の大規模かつミッションクリティカルなシステムの構築と運用を強みとしているが、先進DX 技術の活用を武器に、5G、ビッグデータ、クラウド、グリーン等の新たなビジネスにも積極的に挑戦している。本稿ではそれらの取り組みを紹介する。
2050年のカーボンニュートラル実現に向け活用が期待される再生可能エネルギーの普及には、太陽光発電や蓄電池等の「分散エネルギー」を、様々な側面できめ細かく活用する仕組みが必要不可欠となる。NTTデータはこれまで蓄積したIT技術を最大限活用し、分散エネルギーをあまねく社会に相互利活用・浸透する仕組み「グリーン分散エネルギー情報流通基盤」構想に取り組んでいる。
NTTデータと、東京電力パワーグリッド株式会社、中部電力株式会社、関西電力送配電株式会社の4社で設立された「グリッドデータバンク・ラボ有限責任事業組合」は、社会課題の解決や新たなビジネス価値を生み出すべく、電力データと異業種データを掛け合わせ分析し、さまざまなユースケースを検討・データの有用性を検証している。
モバイルビジネス事業部 グローバルビジネス推進室は5GやOpen RANの普及、IOWN戦略の推進をミッションとし、NTTグループおよび海外グループ会社と連携してグローバルビジネスを展開している。多様な人財が集まることで、従来ビジネスにとどまらない新しい価値を創出し、国内外の通信業界を中心としたお客様に貢献する。
ビジネス環境が目まぐるしく変化する中、多くの企業がビジネスのアジリティを向上させるため、ITの内製化に取り組み始めている。しかし、大規模なシステム開発においては、ただエンジニアを確保しアジャイル開発部隊を編成するだけではシステムは完成しない。内製化時代にNTTデータが提供する価値について紹介する。
NTTデータは、株式会社NTT ドコモのデータドリブン経営を支える分析基盤を、パブリッククラウド上のSaaS である「Snowflake」を中心とした基盤に更改した。従来のオンプレ上での分析基盤で顕在化した課題を解決に導いた「Snowflake」とは如何なる製品なのか、製品の特長と活用の当社取り組みについて、中核メンバから紹介する。
NTTデータでは、フィールド業務における安心・安全を実現するトータルソリューションとしてSMATOZZO(スマトッツォ) を提供し、現場作業の効率化に貢献してきた。さらにエッジの効いた機能群を追加していくことで、NTTグループが直面している経営課題の解決を目指していく。
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