NTTデータは、1996年に仮想空間におけるショッピングサービスを開始するなど、メタバースの先進的な取り組みを重ねてきた。世界中でベンチャー企業を中心に技術開発が進む中で、各地域それぞれで技術評価を行い、スタートアップとの関係を構築しながら、グローバル連携によりお客様に最先端の技術・サービスを提供する体制を整えている。
データの高速大容量処理ニーズの増大に伴い、量子コンピュータへの注目が高まっている。組合せ最適化に特化した量子アニーリング方式は実用段階に差し掛かっているが、活用にあたっては手順を踏んで様々な評価検証を行っていくことが必要となる。NTTデータでは、お客様のビジネスでの活用をトータルでサポートするサービスを展開している。
NTTデータは、EMEAL、北米、日本・アジアの３極体制でブロックチェーンの技術評価とビジネスにおける活用の検討を進めてきた。アプリケーション開発に加え、プラットフォームの提供といった新たなビジネスモデルも視野に入れ、2025年度には50億円を超えるビジネス規模の実現を目指している。
複雑化する現代社会において技術革新によるイノベーションがますます求められる中、最先端技術の活用力強化を目指し、NTTデータでは、2022年、世界6 カ国にイノベーションセンタを設立した。イノベーションセンタでは、世界各地に点在するイノベーション人財を集約し、地域横断での最先端技術の探索および顧客との共創を推進する。
NTTデータは、ドキュメント共有に加え、その著者や関連メンバーなどの有識者情報（Know-Who）や、主管組織の情報（Know-Where）を共有し、コラボレーションを通じて新たな価値創造を目指す「NTT DATA Digital Workplace」を全社規模で展開している。これまで培ってきたノウハウを基に、お客様のナレッジを起点とした新たな価値創造をサポートしていく。
技術革新統括本部グローバルデリバリー推進室（GD推）では、当社のビジネス拡大、生産性向上およびグローバル全体でのデリバリー強化施策を実施してきた。デジタルデリバリーセンタ設立を経て、Global Digital Delivery Labサービスを立上げ、インド拠点と連携しながら、デジタル技術者を提供している。今回はその取り組みとインド拠点のCapabilityについて解説する。
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