新ドコモグループとして、ドコモ・システムズと統合、ドコモ・データコムを新たにグループに迎えたNTTコムウェア。新コムウェアグループとして「コムウェア・アイデンティティ」をはじめ、「コムウェア新宣言」を策定。お客さまに、世界に、新たな価値を提供し続けるためのNTTコムウェアの取り組みについて黒岩社長にお話を伺った。
NTTコムウェア株式会社 代表取締役社長 社長執行役員黒岩 真人氏
NTTコムウェアのNTT IT戦略事業本部では、コムウェア新宣言の実現に向け、ドコモグループの事業拡大をITで牽引、全体戦略を立案する組織としてさまざまな取り組みを行っている。“Fun to Challenge”（挑戦を楽しむ）をコンセプトに、オフィスフロアもリニューアルし、ハイブリッドワークの価値を最大化するワークスタイルを実践。フロア内には、ドコモグループのサービス、多階層VR空間システムやテレプレゼンスアバターロボット等を体験できる場“Show Space”も設け、サービス理解、ビジネス検討に活用している。
ドコモグループにおいて、ソフトウェア開発力をはじめとした技術の力やITガバナンスを通じてサービス創出を強化していくことがNTTコムウェアのミッションの1つである。今まで培ってきた、NTTグループのミッションクリティカルな基幹系システムの開発や運用といった実績を活かし、新しい仕組みを積極的に導入しながら新たな価値を提供していく。
NTTコムウェアは、NTTグループの既存ネットワーク、Smart City およびIOWNに向けた取り組みの中で培った技術やアセットを融合した「OSSソリューション」を創出しNTTグループ内に加え、グローバル・エンタープライズ領域への事業展開をめざしている。2022年7月にはネットワーククラウド事業本部内組織として新たに「IOWN推進部」を発足、OSSソリューションの事業化を加速させている。
NTTグループが「自らのデジタルトランスフォーメーション」を進めるため、経営とITをつなぐ基盤としてEnterprise Architecture(EA) を定め、2019年以降、領域ごとに段階的な変革を進めている。グローバルで活用されているSoftware as a Service（SaaS) をベースとしたプラットフォーム導入にあたってはEAインプリメント等をNTTコムウェアが担ってきた。
※記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
Copyright © BUSINESS COMMUNICATION. All rights reserved. ※本サイトの掲載記事、コンテンツ等の無断転載を禁じます。