ホーム > 2023年7月号

1 高速電荷センサ

室温において200MHzの動作速度で単一の電子を検出する電荷センサを実現。GHzも視野に。

NTT物性科学基礎研究所(以下、物性研) フロンティア機能物性研究部 ナノデバイス研究グループでは、シリコンナノ加工技術や新規材料を利用し、従来型のトランジスタでは実現できないような性能や新たな機能を実現する取り組みを進めている。本稿では高速に単一の電子を検出可能な、室温で動作するデバイスの研究開発について紹介する。

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2 2次元層状物質とシリコンの融合デバイス

2次元層状物質を組み合わせることにより全く新しい特性を持つシリコンデバイスを実現

シリコンと原子1個分の厚さしかないような層状の物質を組み合わせると、シリコンにはなかった特性を持たせることができる。物性研 フロンティア機能物性研究部 ナノデバイス研究グループでは、このことを利用した新たなデバイスの研究開発に取り組んでいる。

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3 単電子の制御

電子の量子的な超高速コヒーレント振動を検出可能な技術とその応用

単一の電子を制御しその振る舞いを観察できると、物理現象を解明しさまざまなナノデバイスを実現することに役立つ。そのための基礎研究を続けている物性研 フロンティア機能物性研究部 ナノデバイス研究グループでは、近年、電子の持つ量子的な特性を活用する研究に力を入れている。

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4 ノイズの有効活用

電子デバイスにおいて排除すべき存在のノイズを有効活用するための研究

ノイズは多くの場合不要なものであり、特に電子デバイスの動作には悪い影響があるため排除すべき存在であることが多い。物性研 フロンティア機能物性研究部 ナノデバイス研究グループでは、このノイズが持つエントロピーを電子デバイスで有効に活用するための研究を行っている。

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お問い合わせ先

NTT物性科学基礎研究所
Mail:brl-kensui@ntt.com
URL:https://www.brl.ntt.co.jp/

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