ホーム > 2024年3月号

1 インタビュー

IOWN本格普及を見据えた中長期的な研究と並行し
早期実用化に資する成果を先行提供

NTTネットワークサービスシステム研究所(以下、NS研)は、あらゆるものを「つなぐ」情報ネットワーク(以下、NW)社会基盤の発展に貢献するというNW 総合研究所の方針の下で、アクセス部分を除くコアNW全般の研究開発を担っている。IOWN構想の実現に向けますます研究開発を強化しているNS研の最近の取り組みについて、松本健一郎所長にお話を伺った。

日本電信電話株式会社 ネットワークサービスシステム研究所 所長 松本 健一郎

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2 ネットワーク戦略/アーキテクチャ方式/アーキテクチャ実証

IOWNの実現に向けたアーキテクチャ検討の取り組み

ネットワークアーキテクチャプロジェクトでは、6G/IOWNの事業導入を見据えた技術戦略の推進や、IOWNオール・フォトニクス・ネットワークおよび移動固定融合ネットワークの実現に向けた研究開発に取り組んでいる。具体的には、IOWN Global ForumにおけるOpenAPNアーキテクチャの策定に貢献するとともに、OpenAPNアーキテクチャの実証を行っている。また、6G/IOWN時代に向けて様々な融合・協調を実現するインクルーシブコアのコンセプトを提案し、サービスアーキテクチャの実証を行っている。本稿では、その取り組みついて紹介する。

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3 APN/XRリアルタイムコミュニケーション/協調型インフラ基盤

IOWNの発展に向けた革新的なネットワーク基盤技術の取り組み

ネットワーク基盤技術研究プロジェクトでは、IOWNの発展に向けた革新的なネットワーク基盤技術の確立に向けて取り組んでいる。本稿では特に、オール・フォトニクス・ネットワーク(APN)を実現する光トランスポート技術、XRの実現にむけたリアルタイムコミュニケーション仕様の標準化、ミッションクリティカルなサービスプラットフォームを実現する協調型インフラ基盤技術の各取り組みについて紹介する。

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4 ロバストNW/IOWN Cognitive Foundation/オペレーション

IOWN時代の様々なサービス要望を満たし続ける
自律オペレーションの取り組み

通信トラヒック・品質・オペレーション研究プロジェクトでは、IOWNにおける価値創造を支えるICT基盤や故障/ 品質劣化に強いロバストNW の実現に向け、多様なサービス要望(Intent)をくみとり、あらゆる変化に追従しながらIntentを自律的に満たし続けるIntent-based Intelligent Operationの研究開発を進めている。本稿では、その取り組み内容を紹介する。

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お問い合わせ先

日本電信電話株式会社 ネットワークサービスシステム研究所 企画担当
Mail:ns-kensui-pb-ml@ntt.com
URL:https://www.rd.ntt/ns/
TEL:0422-59-3013

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