ホーム > 2024年5月号

1 インタビュー

データ中心社会の到来を見据え、
それを支える革新的基盤技術の創出に注力

ソフトウェアの力による変革を目指すNTTソフトウェアイノベーションセンタ(以下、SIC)。「研究所」ではなく「センタ」とした組織名には、実用を重視する、共創のための開けた場である、という想いが込められている。IOWN総合イノベーションセンタ(以下、IIC)傘下の組織としてIOWN(Innovative Optical and Wireless Network) 構想の実現に力を入れる同センタの最近の活動について、センタ長、企画部長のお2人に伺った。

NTTソフトウェアイノベーションセンタ センタ長小西 史和氏 / 企画部長田中 裕之

 PDFファイルで記事を読む

2 IOWN Global ForumのPoC活動を通じた実証

郊外型データセンタを活用するAI分析の遅延と消費電力を
IOWN技術により大幅に削減

IOWN構想の実現を目指しアジア・米州・欧州を含む138の組織・団体が参画(2024年1月時点)するIOWN Global Forum(以下、IOWN GF)では、メンバー企業が協力し実証実験(PoC)を推進している。本稿ではその枠組みに沿いNTTを含む4社が共同で実施したPoCの概要とその成果について紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

3 グリーンソフトウェア開発

持続可能なソフトウェア開発・運用の実現に向けた取り組み

開発・運用技術プロジェクトでは、ソフトウェア開発やシステム運用の技術開発を通じて、ITシステムを含めた社会の変化やビジネスの進化へ柔軟に対応し、持続可能な社会の実現に寄与することを目指している。本稿では、生成AIの活用によりソフトウェア開発の生産性向上と品質確保の両立を図る取り組みと、ソフトウェア開発・運用のライフサイクル全体を見据えたCO2排出量削減を推進する取り組みについて紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

4 MediaGnosis®の取り組み

マルチメディア情報を統合的に扱う
次世代メディア処理AIの機能・使いやすさを向上

NTTの次世代メディア処理AI“MediaGnosis®”はさまざまなメディア処理を目的とする学習・推論に、統合された1つのAIフレームワークで対応する。本稿では機能と使いやすさを向上し事業会社への成果提供を開始したばかりの“MediaGnosis Package for Communication Support”(以下、本パッケージ)について紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

5 クラウドネイティブDB

高信頼かつスケーラブルなデータベースをオープンソースソフトウェアで実現

ハイパースケーラーは各社の独自技術によって、自社クラウド基盤への囲い込みを年々強めている。SICでは、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)によるクラウドネイティブなデータベース(以下、DB)を構築する技術の確立を目指して、「クラウドネイティブDB」の研究開発に取り組んでいる。

 PDFファイルで記事を読む

6 宇宙データセンタの実現に向けた取り組み

衛星軌道上でのAI解析処理の実現に向けて

NTTは2022年4月、スカパーJSATと共同出資会社“Space Compass”を設立し、宇宙データセンタ(以下、宇宙DC)事業を推進すると発表した。事業の立ち上げと発展に向けた重要な課題が即時性の高い分析処理の実現と宇宙空間におけるネットワークおよび計算資源の有効活用だ。これらの課題解決にSICが取り組んでいる。

 PDFファイルで記事を読む

お問い合わせ先

NTTソフトウェアイノベーションセンタ
Mail:sic@ntt.com
URL:https://www.rd.ntt/sic/

※記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。