●最新ブロードバンドソリューション

NTTコムウェア
最新技術により快適な通信環境を実現
―NTT コムウェアのCDN 構築・保守・運用・管理

 現在、ブロードバンドビジネスは、単にネットワークインフラの提供だけでなく、ブロードバンドの特長を活かした“キラー”アプリケーションに関して注目が集まってきている。そういったブロードバンドビジネスへの新たなニーズに対応し、そのニーズを満たすためには基盤となるネットワーク上に配信系/操作・管理系の各種機能やアプリケーションインタフェースが必要になってくるが、NTTコムウェアはブロードバンド流通プラットフォームのアーキテクチャーを定義し、様々な顧客の要望に応えるよう取り組んでいる(図1参照)。


図1 ブロードバンド流通プラットフォーム

 NTTコムウェアでは、こういったブロードバンド市場の発展に不可欠なセキュリティや様々なネットワークサービス/機器を使用したネットワーク全体のスループット確保、サービスへの信頼性の確保、またトラブル発生時の迅速な切り分けと対処など、現在のインターネットが抱えている問題を解決し、ブロードバンドの特長を活用した新たなマーケットの創造に貢献。日々ブロードバンド技術の革新を模索している。

 特に同社では、CDN(Content Delivery Network)構築にあたり、その保守管理、運用までも含めたトータルなサービス展開を実施している点が特徴だ。

■回線速度、著作権管理等さらなる技術革新へ期待高まる

 CDN構築にあたっては、ネットワークや配信サーバー等の複数のソリューションをいかにまとめて、ニーズに対応したプラットフォームを構築するかが重要だ。

●アクセス回線の速度

 ISP、CSP等のサービスを展開する場合、ユーザー向けの利用回線としてはADSL、FTTH、無線等、多種多様な回線が利用される場合が多い。このようなベストエフォート・タイプの回線における実際の回線スピードは、論理的な数値とは程遠いという現状がある。例えば、現在主流となっている、1.5Mbpsや8 MbpsのADSL回線では、実際の回線スピードとしては、半分以下程度であることが多く、しかも、混雑状況によりかなりの変動があり、最悪時には極端に低下することもある。このような回線において、安定的にストリーミング配信を行うことは困難であり、新たなソリューションも必要になる。

 また、ADSLの1.5Mbps回線では、上り回線のスピードは512kbpsとなっており、P2Pサービスとして現在最も注目されているビデオチャットのように、双方向に広帯域が必要となるアプリケーションにおけるビットレートはかなり制限されることになる。

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