●最新ブロードバンドソリューション●
NTTデータ NTTデータのブロードバンドソリューション ■ブロードバンドの進展におけるさまざまな課題 近年のブロードバンド回線(xDSL、CATVネットワーク、FTTHなどの広帯域ネットワーク)の開発と整備により、大容量のコンテンツを送受信する環境が、一般の利用者にとって身近なものとなってきた。 こうした中、ブロードバンドを利用したコンテンツサービスが本格化してくることによって、新たな課題も出てきている。 @既存のアナログ素材をデジタル化する必要性(メディア変換、フォーマット変換)から始まり、デジタル素材の管理を徹底させる必要性、加えてワンソース・マルチユース(ひとつのデータから、利用目的別にいろいろなデータを作成すること)の重要性が顕著になってきた。 Aインターネット上で流通されるコンテンツは、利用者の間で使い回される恐れがあり、その権利の所在が曖昧になりやすい。権利を明確化し、許諾情報をきちんと管理し、運用することが大事になってくる。また、権利を明確にした上での二次利用も活性化させる必要がある。 Bデジタル環境におけるサービス性の向上と、不正利用の防止を両立させるために、DRM(Digital Rights Management)や電子透かしの利用を考慮する必要が出てきた。 Cメディアの増加によって、コンテンツ自体の広告アピール能力が低下しているという現状がある。また、コンテンツ配信を会員制にして、会員費を徴収して収入源とする発想が一般化してきた。 Dコンテンツビジネスは今のところ、まだまだ新しい分野なので、ルールがおざなりになる危険性もある。多様なビジネスモデルに対応するために、課金・分配の方式とルール作りの徹底を図らなければならない。 Eコンテンツ利用者が増えるにつれ、会員利用者の履歴等、さまざまな管理が必要になってくる。通信業界やメディア業界において、顧客管理手段を確保することが重要となる。 ■営業とシステム構築を一括して行うNTT データのメディア企画開発部隊 NTT データは、メディア企画開発担当部門を設け、メディア業界への営業活動やシステム構築を行っている。具体的には、広告代理店、放送局関係、通信事業者、新規事業者などで利用されるコンテンツ配信のための、システム構築を一括して行う。そこで、メディア企画開発担当は以下の点を心がけている。 ・NTT データ独自で蓄積してきた技術だけではなく、社外のコンポーネント技術までうまく利用してシステム構築をする。 ・お客様に負担をかけないように、コスト規模に見合った、最適化したシステム構築を目指し、周辺の状況に応じて、最適なコンポーネントを選択する。 ・コンポーネントの実力範囲は、お客様の目に届く部分まで及ぶので、その場の判断だけでコンポーネントを選択するのではなく、周囲状況に応じた、バランスのいいコンポーネント選択を目指す。 ・今後も開発されてくる新しいタイプのコンポーネントにおいても、必ず検証をする。 |
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