NTTソフトウェア株式会社は、企業・団体などをサイバー攻撃の脅威から守るセキュリティサービス「TrustShelter（トラストシェルター）」のラインナップに「セキュリティ自動診断サービス」「脆弱性対処支援サービス」「不正通信可視化サービス」の3サービスを追加し、順次販売する。

サービス型で提供することで、タイムリーかつ低価格での導入を可能とする。ラインナップ追加で、TrustShelterは、「調べる」「直す」「守る」といういわばセキュリティ対策の“3本の矢”を提供する。専門知識がなくても、安価・迅速に導入できるため、対策が遅れている企業・早急に行いたい企業・セキュリティ専門家がいない中堅中小企業などに最適である。

新ラインナップの概要

追加した3つのサービスは、（１）調べる＝「リスク実態把握」、（２）直す＝「日々発生する脆弱性への対応」、（３）守る＝「リスク状況に応じた対策措置（検知・防御など）」というプロセスを繰り返し行うことでサイバー攻撃対策を強化することをコンセプトにしている。

（１）調べる

セキュリティ自動診断サービスのTrustShelter/STは、Webサーバ上のアプリケーション（Webアプリケーション）の脆弱性を突いたサイバー攻撃から企業内のサーバを守るために、顧客のWebアプリケーションをセキュリティの観点からチェックするサービスである。

新たに開発した、インターネットから利用できる高速・精密な自動診断システムをTrustShelter/STに追加し、安価に提供することで、ラインナップを強化した。

（２）直す

脆弱性対処支援サービスのTrustShelter/VAは、Windows、LinuxなどのOSやミドルウェアで毎日発生する大量の脆弱性情報の中から、特に顧客のシステムに関係する重要情報を配信し、脆弱性管理を支援する。顧客に応じた対処・回避方法を常に提供するため、システム運用者は毎日変化する企業システムのセキュリティリスクの状況を把握でき、脆弱性管理の負荷を大幅に軽減する。

（３）守る

不正通信可視化サービスのTrustShelter/LMは、マルウェア感染や情報漏洩などのセキュリティリスク拡大を防止するため、社外のウェブサイトやサーバへの不正な通信を監視し、疑わしい通信の全貌（社内の不正通信発生数や種類・利用者など）を可視化する。

【価格（税別）】

TrustShelter/ST

スタンダード診断：50万円/回〜
セレクト診断：5万円/回〜
サイバー攻撃痕跡診断：5万円/回〜

TrustShelter/VA：10万円/年〜

TrustShelter/LM：35万円/年〜