2023年10月1日、NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)はオーストラリアとミュンヘンに海外拠点を新設した。これを契機にさらなるグローバル進出をめざす同社の意気込みや社内での取り組み等について伊東社長に伺った。
NTTアドバンステクノロジ株式会社 代表取締役社長伊東 匡氏
NTT-ATはNTT研究所の研究成果のテクノロジーをプロダクトアウトすることをミッションの一つとしている。本稿では、かねてからの海外拠点に加え新たにオーストラリア支店を設け、グローバルビジネス拡大を狙う同社の取り組みについて紹介する。
NTT-ATグリーン&プロダクト・イノベーション事業本部は、環境分野、光分野、ナノエレクトロニクス分野にわたるさまざまな商材を提供している。本稿では、その中から注力グローバル商材として位置づけられるナノエレクトロニクス商材、卓上型オーブン、GaN エピ基板について紹介する。
環境に配慮したプロダクトが世界的に求められる中、NTT-ATグリーン&プロダクト・イノベーション事業本部では、さまざまな環境商材を提供し、高い評価を得ている。本稿では、その中からグローバルな展開を図る代表的な商材について紹介する。
NTT-ATスマートデバイス&マテリアル事業部は、光学接着剤の製造で培った屈折率制御技術を活用し、高屈折率ナノインプリント樹脂を開発提供している。本稿では同商材の可能性について紹介する。
NTT-AT Value Co-creation事業本部は実物近い質感・煌めき感を再現する「煌めきディスプレイ」を、その開発元であるイノラックスジャパン株式会社と連携してビジネス化に取り組んでいる。未だ正式にはリリースされていないものの、同社が実施しているインキュベーション施策を活用し、国内外でのプロモーションを進めている。
NTT-ATは、水素ビジネスの可能性を模索している。本稿では、GenCell Inc.の水素燃料電池「GENCELL BOXTM」と、計画中の実証検証の概要について紹介する。
※記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
Copyright © BUSINESS COMMUNICATION. All rights reserved. ※本サイトの掲載記事、コンテンツ等の無断転載を禁じます。