ホーム > 2023年12月号

1 インタビュー

革新的デバイス創出をめざす
デバイスイノベーションセンタの取り組み

NTTが培ってきた世界最先端のデバイス技術を強みに、ICTサービスを支えるさまざまなデバイスの実用化開発に取り組むNTTデバイスイノベーションセンタ(以下、DIC)。IOWN(Innovative Optical and Wireless Network) 構想を支える光電融合デバイスの開発をより加速させるための体制変更など、同センタの最近の取り組みについてセンタ長の才田隆志氏に伺った。

NTTデバイスイノベーションセンタ センタ長 才田 隆志

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2 第4世代光電融合技術

通信とコンピューティングを結ぶ光電融合デバイスの実現に向けて

IOWN構想の基盤である光電融合技術に取り組んでいる。通信速度が向上するにつれて光が導入される伝送距離はますます短くなっている。われわれの取り組む第4世代では伝送距離が数mのコンピューティングへの導入を目指している。接続する相手はEthernetスイッチLSIからCPUなどの計算用LSI間になり、小型化・低消費電力化・プロトコル対応の課題に取り組む。

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3 メトロ・アクセスネットワーク系通信デバイス

イーサネットの高速化・長延化に向けた
石英系平面光波回路WDMフィルタ

DICでは、光送信・受信モジュールに組み込み可能なWDM フィルタを石英系平面光波回路技術で開発している。光回路の設計技術により、400GHz間隔で広帯域の合分波フィルタを実現し、送信側の合波フィルタには4つの入力信号の偏波を直交する機能を搭載することで、伝送特性を改善した。

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4 次世代コンピューティング基盤の創出

光ディスアグリゲーテッドコンピュータ実現に向けた研究開発の現状と将来の展望

IOWN(Innovative Optical and Wireless Network) 構想では次世代コンピューティング基盤の創出も重要なテーマの1つだ。その実現に向けDICではディスアグリゲーテッドコンピュータの研究開発に取り組んでいる。本稿では研究テーマの概要や最近の成果について、またDICが考える未来について紹介する。

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5 スマートヘルスケア/インフラメンテナンス技術

事業会社と連携し人とインフラの長寿命化に資するデバイスの研究開発を推進

DICのライフアシストプロジェクト(LAP)では、長年にわたり培ってきたデバイス技術を通信やコンピューティング以外の領域、具体的には人とインフラの長寿命化に役立てる取り組みを続けている。事業会社との協力・連携が深い取り組みが多いのだが、本稿ではその中から特に2つの取り組みについて紹介する。

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お問い合わせ先

NTTデバイスイノベーションセンタ
Mail:dic-kensui-p@ntt.com
URL:https://www.rd.ntt/dic/
TEL:046-240-2403

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