NTTデータが
金融向け情報系システム構築ソリューション
を機能拡充
NTTデータ/日立製作所
~日立の統合システム運用管理ソフト「JP1」の再販パートナー契約で合意~
NTT データと日立製作所は、NTTデータの金融機関向け情報系システム構築ソリューション「FINALUNA」の機能拡充の一環として、NTTデータが日立の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」を採用し、日立から再販パートナー契約に基づく製品提供を受けることで合意した。
NTTデータのFINALUNAでは、目的ごとに構築する個々の情報システムが共通に利用する「統合基盤」を導入し、各情報システムのセキュリティ・運用・品質のレベルアップと標準化、効率的なリソース配分の実現を推奨している。今回の合意により、「統合基盤」の要となる運用管理製品として日立のJP1を採用することで、NTTデータは情報系システムに必要な製品を、金融機関へワンストップで提供できるFINALUNAのアプライアンス製品として揃えられるようになった。
また日立は、国内のシステム運用管理ソフト市場においてトップレベルのシェアを持つJP1の各種システム運用管理機能、および運用管理システムの豊富な構築実績とノウハウ・技術に基づき、NTTデータのFINALUNAへのJP1適用とJP1の製品開発および販売支援部門によるFINALUNA向け技術支援・サポート体制を設け、システム運用管理の先進技術を提供することで、高信頼なシステム運用管理環境の実現を支援していく。
NTTデータは、FINALUNA推奨構成を金融機関の情報系システム向けの技術参照モデルと位置づけ、カスタマイズした「統合基盤」の導入を積極的に提供し、2006年の適用システム売上120億円を目指していく。