送った文書を自動消去。情報漏えいを防ぐ米国ドキュメント・セキュリティ製品「WatchDox」を4月23日から国内初販売開始
NTTソフトウェア
NTTソフトウェア株式会社は米国ドキュメント・セキュリティ分野のリーディングソフトある「WatchDox」(ウォッチドックス)を2013年4月23日、国内で販売開始した。本製品は、あらかじめ設定した期間を過ぎると、取引先へ送付した電子ファイルが自動で消去することができる。これにより、情報漏えいを防ぐことができる。
ビジネスにおいて、機密情報を含んだドキュメントを電子ファイルでやり取りすることが日常的になった。一旦手元を離れたドキュメントは、もはやコントロールができず、情報漏えいのリスクも高くなる。米国でも、このドキュメント関連の情報漏えいは重要とされており、その対策ソフトウェアの市場は有望視されている。
NTTソフトウェアは、国内でも同様の課題があることから、解消するドキュメント・セキュリティ分野において、米国で多数の企業導入実績を持つ本製品を販売する。
概要
本製品は、クラウドを利用して電子ファイルのアクセスを制御し、情報漏えいを防止する。例えば、第三者に対して、閲覧および二次利用の不可などを始めとした細かい設定をすることができる。
想定利用シーン
1.関係者以外への情報流出の防止
あらかじめ閲覧できる人を指定し、印刷、転送などを不可とすることで関係者以外のファイル開封・閲覧を防ぐことができる。
2.ドキュメントの「見える化」
ファイルに対する操作は全て記録され、いつ、どこで、誰が、どんな操作をしたかがわかる。これにより、関係者がドキュメントを適切に管理しているかが「見える化」されるため、利用者に対し、情報漏えいに対する抑止力となるだけでなく、安心して利用することができる。
3.取引期間終了後の機密情報の漏えい・拡散を防止
閲覧期間を設定することで相手に渡した有効期限切れの不要な情報を消去したり※必要に応じて即時にファイルを開けないようにする。これにより、複製したファイルの開封や、第三者による文書の閲覧・編集を禁止することで誤った情報の拡散を防ぐことができる。
※ファイルを自動消去できる機能はスマートフォンのみ。
図1 「WatchDox」イメージ
■標準価格
100名で利用の場合:1,200,000円~/年
お問い合わせ先
NTTソフトウェア株式会社ソリューション事業推進本部
セキュリティ・ソリューション事業部
TEL:03-5782-7108/担当:望月/青山
製品URL:http://www.ntts.co.jp/products/watchdox/
NEWS(2013年6月)
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