スマートフォンを活用し、 機動性の高い新しい働き方を実現

ノートPC不要 ?!
ココナワークがリモートワークスタイルを変革

「スマートフォンを活用してリモートワークをもっと快適にすることはできませんか？」。ココナワーク開発のきっかけは、あるお客様から寄せられた一言でした。リモートワークはすっかり定着し、カフェやシェアオフィスに加えて移動中でも業務する人をよく見かけるようになりましたが、ほとんどの人がノートPCを開いています。軽量化が進んだとは言え職場のノートPCを持ち歩くのは重いしかさばります。出張ともなれば少しでも荷物を減らし身軽に移動したいものです。また、紛失や盗難等のセキュリティリスクにも注意を払わなければなりません。
もしも“職場のノートPCでしたいこと”を全て手元のスマートフォンで操作できるとしたら･････。煩わしさは一気に解消。携帯性に優れたスマートフォンであれば、ノートPCに比べて紛失盗難などのセキュリティリスクも低減します。ココナワークは、これまで大前提であった“ノートPC必須”のリモートワークスタイルに改革をもたらします。

スマートフォンで場所を問わず
シームレスに業務が完結

ココナワークの特筆すべき価値は“シームレス”。PCの特定の機能をスマートフォンのアプリで補う既存の他社サービスとは異なり、まるでPCが手元にあるかのようにPC画面をスマートフォン画面に呼び出し、いつでもどこでもPCと同様の業務ができます（図１）。スマートフォン単体での操作はもちろん、スマートフォンをマウス、キーボード、外部ディスプレイに接続すれば普段と同じ感覚で業務を行えます。例えば承認やスケジュール変更、プレゼン前の資料修正等簡易な作業はスマートフォン単体で、商談やプレゼン、資料作成等は画面サイズが大きい外部ディスプレイに接続して、といった具合にシームレスな切り替えが可能です（図２）。
また、スマートフォン単体での作業はフリック入力や、ソフトウェアキーボード入力にも対応しているため、普段からスマートフォンを多用されているお客様からは、操作しやすいとの好評の声をいただいています。

特長

ココナワークの主な特長は、以下の３つにまとめられます。
■携帯性・簡便性・高セキュリティ
スマートフォンの携帯性、アプリでさっと使える簡便性、そして顔認証のセキュリティを活かして、ノートPCを持ち歩かずにリモートワークが可能です。業務ファイルをダウンロードするのではなく、都度PCの画面情報を呼び出して閲覧や編集を行うため、スマートフォンには情報が残らず、情報漏えいリスクを低減することができます。
■画面表示の最適化
スマートフォンの画面サイズに合わせて、タスクビューや文書などのファイルが最適なサイズで表示されます（図３）。また、外部ディスプレイ接続時には、PCと同様の表示画面に自動的に切り替わります（図１）。
■PCの管理・維持コストを削減
社外持ち出し用PCやシンクライアント端末が不要になります。さらに、PC導入時の初期設定や、セキュリティ対策などといったPC管理にかかる稼働も低減できます。
その他、感染症対策、大規模被災等不測の事態への対策としても有効です。

提供プラン

ココナワークはお客様の環境やご要望に合わせ２つのプランをご用意しています。（いずれも初期費用不要。オープン価格）
■ココナワーク セルフ
スマートフォンの接続先のPCとして、オフィスPCを活用するプラン。
■ココナワーク
初期設定済みの仮想デスクトップ環境※2をセットでご提供するプラン。完全PCレス・フルクラウドな業務環境を構築し、オフィスの省スペース化やコスト削減に貢献します。

今後の展望

NTTテクノクロスでは、引き続きより手軽で快適なワークスタイルの実現に向け、ココナワークのブラッシュアップに取り組みます。例えばXRグラスとの接続。外部ディスプレイの代わりにXRグラスにPCの画面を投影することで、外部ディスプレイ不在/狭小スペースにおいても、スムーズに業務ができるようになります。
今後も、お客様のご要望にお応えしつつ従来の形式に捉われない未来の働き方を創出・提案していきます。

※1 2024年6月時点ではiPhoneのみ対応。
※2 2024年6月時点ではWindows10（Server 2022 Based）を提供。