ホーム > 2022年10月号

1 第二金融事業本部における重点取り組み

事業ポートフォリオ変革を加速させ、お客様と共に社会課題の解決を目指す

株式会社NTTデータ(以下、NTT データ)第二金融事業本部(以下、二金本部)は、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンクをお客様とした共同型バンキングシステムの提供を軸に、幅広く事業を推進している。安定的なシステム提供を続ける一方、社会状況の変化に対応するお客様のニーズに応えるため、事業ポートフォリオ変革の取り組みを強化している。

2 オープンミッションクリティカルフレームワーク「PITONTM

低リスクでの基盤オープン化によるサステナブルな勘定系システム実現を提案

NTTデータは、勘定系システムをオープンサーバ上で動作可能とするフレームワーク「PITON」の提供を開始する。「MEJAR」や「しんきん共同システム」での採用が決定しており、今後も他の共同利用型の勘定系システムへの展開を見込む。富士通のメインフレーム撤退表明もあり、メインフレーム前提であった勘定系システム基盤の継続性がより一層危惧されており、オープン化の流れは確実に加速している。本稿では、金融機関、特に地域金融機関におけるサステナブルな勘定系システム実現に向けた同社の取り組みについて紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

3 ユーザフロントエリアの拡充とデータ利活用

JAとのサービス共創を通してお客様とNTTデータで共に進める事業変革

従来、NTTデータのJAグループ向けビジネスにおいては、事務処理を支援する基幹系システムの提供が中心であった。しかし現在では、JAとその顧客との接点(ユーザフロントエリア)の支援を通して、それぞれの事業成長に貢献するサービス提供を推進している。本稿では、ユーザとの共創により構築する接点強化について紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

4 地域課題解決に向けたオファリング創出

地域金融機関ビジネスの核となる新規ビジネスを企画し、価値を提供

ゼロから新規ビジネスを企画し、各事業部と共に企画した案件を事業化するオファリング推進室ビジネス企画担当。同部署は、NTTデータのインキュベーション組織として、さまざまなオファリング創出に取り組んでいる。

 PDFファイルで記事を読む

4 地域課題解決に向けたオファリング創出【取り組み事例1 畜産DX】

牛の個体データで畜産農家の経営管理の効率化をサポート

NTTデータは、デザミス株式会社(以下、デザミス社)と協業し、同社が提供する牛の行動モニタリングツール「U-motion」から牛一頭一頭の価値を計算し、畜産農家に提供する経営管理ソリューションを構築した。本稿では、その概要について紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

4 地域課題解決に向けたオファリング創出【取り組み事例2 FG-TriView®/TeleCoTM

高機能なWeb会議システムにより保険営業 及び自治体窓口での非対面業務を実現

保険会社の営業においては既にWeb会議システムも利用されているが、商談を非対面で実施しても、実際の契約手続きは書面で行う場合が多い。NTTデータは、オンライン商談・契約 完結ソリューション『FG-TriView』により保険営業業務の完全非対面を実現した。本稿ではFG-TriViewと自治体向けオンライン窓口サービスTeleCoの概要について紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

4 地域課題解決に向けたオファリング創出【取り組み事例3 ミナスタ®!】

高齢者と社会をつなぎ、絶えず成長し続けるプラットフォーム

人生100年時代、高齢化社会の課題を克服するための新しい取り組みが求められている。NTTデータは、健康不安、経済不安、孤独不安といった老後の3K不安を解消し、健康寿命延伸に貢献するサービス「ミナスタ!」を提供している。

 PDFファイルで記事を読む

5 デジタルチャネルビジネス創出

金融領域のOMOを実現するチャネル横断のプラットフォーム構想と
営業店スマート化ソリューション

顧客との長期的な信頼関係を築きながら顧客生涯価値(Life Time Value)を最大化していくことが金融機関の目指すべき方向性であるという認識の下、NTTデータは「デジタルファーストのトレンドへの追従」と「リアル接点の変革」の両輪のチャネルビジネス創出を推進している。本稿では、継続的かつ良質な顧客接点を創出・演出するチャネル横断のプラットフォーム構想と営業店スマート化の取り組みについて紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

6 データドリブン系ビジネス創出

ビッグデータを有効活用し、地域金融機関のビジネスモデル変革と収益多角化に貢献

昨今、金融機関はこれまで主軸にあった金利収益に囚われず新たなマネタイズ手段を模索している。NTTデータは、金融機関のマネタイズを支援するためには、ビッグデータの活用がキーになるとの考えの下、データドリブン経営に繋がるソリューションを整備している。

 PDFファイルで記事を読む

6 データドリブン系ビジネス創出【取り組み事例1 SIC】

データドリブン型への変革を支えるプラットフォーム
“Service Innovation Core”

規制緩和と技術革新に伴い異業種が地域金融機関の事業領域に参入する一方、地域金融機関のデータに基づく新たなサービス提供が可能となった。こうした背景の下、NTTデータは銀行内外のデータの一元管理及びその分析、活用による業務・サービスの革新を実現する基盤として、“Service Innovation Core(以下、SIC)”の構築を地銀共同センター参加行の協力のもと企画推進している。

 PDFファイルで記事を読む

6 データドリブン系ビジネス創出【取り組み事例2 finpossTM

地域金融機関の融資業務に対しAI分析から業務活用までを支援するサービス

費用対効果が不透明、活用する人材が不足しているといった理由から、金融機関の融資業務におけるAIは限定的にしか活用されていないという調査結果がある*1。 NTT データは課題解決として、本業の融資業務に対するAI 分析サービスとしてfinpossを開発・提供している。

※1 金融庁 金融機関のIT ガバナンス等に関する調査結果レポート(令和3 年6 月)

 PDFファイルで記事を読む

6 データドリブン系ビジネス創出【取り組み事例3 inagri®

データを一元的に管理し、JA窓口における相続手続きの効率化を支援

従来JAでは、事業ごとにそれぞれ異なる窓口で相続事務を実施していた。その手順は複雑であり専門的な知識を必要とするため、人的リソースの面からJA の課題の一つとなっていた。また相続人となるJA組合員にとっても手間と時間を要する問題であった。こうした背景の下、NTTデータは相続手続き支援サービス「inagri」で課題を解決に導いている。

 PDFファイルで記事を読む

6 データドリブン系ビジネス創出【取り組み事例4 共同MCIFセンター】

金融マーケティングにおける広域提携により高度なビッグデータ分析を提供

2013年にEBM( イベントベースドマーケティング) の実現に向けてスタートした共同MCIFセンター(以下、MCIF)。同センターは、システム共同化スキーム「共同MCIF システム」と、人材育成及びビジネス共創スキーム「ナレッジ・ラボ」から構成される。本稿ではその概要について紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

6 データドリブン系ビジネス創出【取り組み事例5 情報系クラウド化】

大規模情報系システムのクラウド化を契機にデータ利活用に向けたデータ基盤を受注

NTTデータは、JAバンクの基幹システムであるJASTEM の情報系システムをオンプレミスからパブリッククラウドに移行する案件を構築した。現在、その実績を基に貸出支援、接続サービス公的照会、相続支援といったさまざまなサービスを提供している。本稿ではその経緯について紹介する。

 PDFファイルで記事を読む

7 A-gate®(Salesforce)

NTTデータ・NTTテクノクロス・JSOL三社合同プロジェクトがA-gate(Salesforce)のサービスを提供

2020年12月頃から、Salesforce利用者の設定ミスによる情報漏洩が多発。クラウド利用におけるセキュリティー意識が高まった。NTTデータは金融機関から「A-gateのSalesforceへの対応」を望む声を受け、NTTテクノクロス株式会社(以下、NTT テクノクロス)、株式会社JSOL(以下、JSOL)と共同でプロジェクト( 以下、三社合同プロジェクト)を結成し、A-gate(Salesforce)(以下、本サービス)の構築に成功、提供を開始した。

 PDFファイルで記事を読む

お問い合わせ先

株式会社NTTデータ 第二金融事業本部
企画部 事業企画担当
TEL:050-5546-8468

※記載の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。