NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

活用拡がる「CECTRUST」電子契約ASPサービス

- NTTグループでの利用拡大に向けて -
事例2:NTT東日本 ネットワーク事業推進本部

業務プロセス改善の一貫で電子契約を導入しコスト削減・業務の効率化を目指す

NTT東日本 ネットワーク事業推進本部は、効率的で、かつ信頼性の高いネットワークサービスの提供に取り組んでいる。その中で、契約の業務プロセスを見直し、契約業務の標準化を図り、業務の効率化を目指し、電子契約を導入した。ここでは、2006年3月からCECTRUST®電子契約サービスの利用を開始したNTT東日本 ネットワーク事業推進本部の電子契約導入の背景と今後の展望を紹介する。

契約の業務プロセス改善を目指しCECTRUST®電子契約サービスを導入

NTT東日本のネットワーク事業推進本部は、(1)ネットワークの計画や構築に取組む設備部、(2)ネットワークの運営・監視・制御や災害対策など、ネットワークのサービス品質を維持するサービス運営部、(3)Bフレッツ・ひかり電話を中心としたIPブロードバンドサービスの開発に取り組む研究開発センタ、(4)事業計画の策定・実行管理やグループ会社への支援を行う企画部の4組織から構成されており、効率的で、かつ信頼性の高いネットワーク設備の提供を目指している。

そのためには、コスト削減が重要な課題であり、様々な業務プロセス改善に取り組んできた。その中の一つとして、契約の業務プロセス改善に取り組んだ。そして電子契約に着目したNTT東日本ネットワーク事業推進本部は、2006年3月からCECTRUST®電子契約サービス(以下、CECTRUST)を導入した。

「取引先との大きな契約での印紙代の削減がひとつの目的ですが、契約書を紙から電子に換えて残すことで、契約業務フローの効率化が図れますし、保管についても、NTTデータ(株)が提供するセキュアな環境で安心して契約書を残せるサービスにも魅力を感じました。」(東日本電信電話㈱ ネットワーク事業推進本部 企画部 事業計画部門長 石川 誠豪氏)

コスト削減の効果がわかりやすいCECTRUSTを選択

CECTRUSTが契約を成立させる電子署名に安心して利用できる特定認証局の電子証明書を使用しているということも、電子契約という新しい技術を導入する上で重要な要素であった。

「契約には相手先が必要ですが、相手先にも導入が容易で、しかもコストメリットが大変わかりやすいサービスでしたので、説得力があり、スムーズに導入することができました。社内的にも業務プロセスの変更など、他部門との調整も理解を得て、スムーズに行うことができました。」(前出 石川 誠豪氏)

業務プロセスを改善することによりコスト削減を実現

電子契約の利用拡大の可能性と今後の契約業務について、石川 誠豪事業計画部門長は、「本社の各事業本部、各支店と広がっていくことにより、更なるコスト削減や業務効率の向上が期待できるのではないかと考えています。NTTグループ間の契約も多いので、共通の電子契約サービスを使える環境が広がると、効率化が更に推進されると思います。」と述べている。

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