緊急の現場でも、スマホでリアルタイムに可視・共有化「RealityVision 3.2」
~モバイル端末同士のダイレクトな映像共有で、離れた場所での協働作業がよりスムーズに~NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、Reality Mobile LLC(米国)が開発したモバイルビデオコラボレーションシステムの新バージョン「RealityVision v.3.2」を2012年5月10日にリリースした。
「RealityVision」とは
現場のリアルタイム映像の中継、共有ができるシステム。モバイル端末に対応し、スマートフォンやタブレット、ノートPCといったモバイル端末や定点カメラからも映像をリアルタイムに配信共有できる。
図 「RealityVision」の概要
利用用途、導入実績
1システムあたり100名まで同時接続が可能で、屋外を含めた広い範囲において鮮明な画像の共有ができるため、
・空港や港湾の警備
・道路や河川の災害対策
・インフラ設備の現場検証
といった、緊急対応が迫られる場面での活用が期待できる。
実際に、販売元のReality Mobile社の米国での導入実績には、政府関係機関、州などの自治体、大企業の災害時や保守作業など多数ある。
「RealityVision」の特長
- 回線速度に合わせて映像品質を自動調整し、回線状況によらず、ノイズのない鮮明な映像を確実に送信できる。
→現場の状況を細部まで把握。 - 地図情報サービスとも連動。映像と同時送信も可能。
→自動的に場所を把握。 - 指令室(センター)から指令文、動画・静止画・図面等の関連ファイルにコメントや手書き注釈を付与して送信できる。
→現場担当者へ的確な指示支援。 - 指令室(センター)が収集しPC上に表示した全ての情報を即座に動画として送信できる。
→現場担当者へ迅速な指示支援。
ver3.2での追加機能
これまでは、映像を収集したセンター側だけが現場の担当者に映像の配信が可能だったが、今回リリースしたver3.2では、遠隔地・現場のモバイルクライアントを操作する担当者同士でも、直接映像配信ができるようになり、さらに迅速な状況の共有、意思決定が可能になった。
◆価格
最小20ライセンス:1,700万円(税別)。詳細は別途問い合わせ。
今後の予定
NTT-ATでは、本システムの紹介およびデモを行うプライベートセミナーを開催中である。詳細は、以下サイトを参照。
http://ngw.ntt-at.co.jp/realityvision/
お問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社グローバルプロダクツ事業本部
メディアコミュニケーションプロダクツ
ビジネスユニット
RealityVision担当
TEL:03-5956-9052
URL:http://ngw.ntt-at.co.jp/realityvision/