講義や講演を、資料を含めて自動的に記録し配信が可能な自動講義・講演記録配信システム「AutoRecStreamer」の販売を開始
NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジは、大学での講義や企業での社長講演等を簡単な操作で、記録から配信までを自動的に行える「AutoRecStreamer(オートレックストリーマ)」の販売を2006年4月から開始した。
本製品は、従来のVOD(Video On Demand)システムで必要であった講演実施後のコンテンツのサーバへの登録や資料インデックスの作成等の操作を全て自動化したシステムであり、講演の記録、配信業務に掛かる稼働を大幅に抑えることができる。また、会議資料を簡単に共有できる会議支援システム「Meeting Perfe II」の機能を用いて、講演中の資料を共有することや多彩なコンテンツの管理なども容易に行うことができるシステムである。
これまでも、大学での講義や企業での講演等を講演資料とともに記録しておき、当日不参加の人にも後日視聴できるようにするサービスは、既存システムを組み合せた製品でいくつか実現されている。しかしながら、記録したコンテンツをVODサーバに登録したり、資料のインデックス作成に手間がかかり、機器操作に不慣れな講師の負担になったり、運用者のサポートが必要になる。今回、NTT-ATで販売を開始する「AutoRecStreamer」は、これらの操作をすべて自動化し、講演の開始時と終了時にボタンをマウスクリックするだけで映像・音声と資料を同期した形で提供が可能になるとともに、高品質な資料再生や多彩なコンテンツ管理を実現している。
製品の構成
- ARSサーバ:下記ソフトウェアによりサービスを提供。2サーバに分割も可能。
- 管理サーバソフトウェア:講演予約、資料登録、講演の実施支援、講演配信等を実施。
- 録画サーバソフトウェア:映像と音声を記録。
- クライアントソフトウェア:講演時に講演資料を表示、再生時に録画コンテンツを再生。
主な特徴
(1)操作が簡単
講演の開始時と終了時にマウスを1クリックするだけで、自動的に記録され、VODとして視聴可能。
(2)資料インデックスの自動付与
講演資料のページ切替時に、インデックスや表示時刻が自動的に付加されるため、視聴者は再生時に興味のある部分を選択して閲覧可能。
(3)講演時には受講者のパソコンでも資料の共有が可能
(4)高品質なコンテンツ
- 資料はオリジナルのまま再生されるため、小さい文字でも鮮明に読取可能。
- 高品質な音声(20kHz帯域)。
- 映像と資料の表示サイズを自由に変更可能。
(5)多彩なコンテンツ管理
- コンテンツ毎に、閲覧できる人を設定可能。
- 講演名、開催日時、資料名、講演者名等をもとにコンテンツ検索が可能。
適用例
- ◆大学等の教育機関で講義配信
- ◆企業、官公庁等で手軽な社内教育、社内情報連絡用
- ◆販売店、営業等の販売指導用
提供価格(税込)
- ・基本構成:
- ARSサーバ1台とソフトウェア一式(設定費含)
- 273万円~
複数サーバ構成や高品質カメラの導入、ソフトウェアのカスタマイズも可能。詳細についてはご相談ください。
お問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社ネットワークソリューション事業本部
IP通信サービス事業ユニット
担当:麻生、吉江、落合
TEL:0422-37-4887
E-mail:ars@ntt-at.co.jp
NEWS(2006年6月)
NTTグループ関連
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SIer・ベンダ
- 米国レバンタ社とイーシステムが代理店契約を締結(イーシステム )
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