国内で初めてCumulus Networks社製品の販売を開始
~LinuxベースのネットワークOSを提供~伊藤忠テクノソリューションズ
伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、ネットワーク機器向けにネットワークOSを提供するCumulus Networks社と販売代理店契約を国内で初めて締結し、同社が汎用的なネットワークスイッチ用に開発したLinuxベースのネットワークOS、「Cumulus Linux」の提供を開始した。
Cumulus Networks社はFacebookが提唱するOPC(Open Compute Project)やOpenStackのコミュニティなどに参加し、ネットワークOSの標準化に向けて積極的な活動を行っている。一方CTCは、汎用的なネットワークをSDNコントローラーやクラウド基盤ソフトのOpenStackをはじめとしたオープンソースソフトウェアと組み合わせることで最適なインフラサービスを提供している。今年1月にはデータセンター向けハードウェアを標準化・オープンソース化し、大規模データセンターに最適なハードウェアを設計・提供するための運営団体「Open Compute Project Foundation」と国内で初めてSolution Provider契約を締結した。
Cumulus Linuxの主な特長は、①汎用的なネットワークスイッチの採用による初期導入コスト削減、②サーバ、ストレージ、ネットワークの一元管理、③Open Stack等、様々なオープンソースソフトウェアとの連携によるサービス向上など。今後は、Cumulus Linuxおよび関連製品を組み合わせたOCPソリューションを開発・販売していく。
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