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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

歌声合成用MIDI編集ツール
「ワンダーホルンStudio」の販売を開始

NTTアドバンステクノロジ

NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、歌声合成技術「ワンダーホルン」を利用した、新たな楽曲作成、音声素材作成ツールとして、歌声合成用MIDI編集ツール「ワンダーホルンStudio(ステューディオ)」の販売を2006年3月29日(水)より開始した。

NTT-ATでは、これまでも音声合成技術に関する研究開発のノウハウを活かし、歌声合成技術「ワンダーホルン」を提供してきた。「ワンダーホルン」は、楽譜と歌詞の情報(スタンダードMIDI:SMF)を入力すると、あらかじめ構築してある歌声合成用データベース(以下:DB)を用いて、自然な歌声や抑揚のあるショートメッセージなどを合成することができるソフトウェアである。

この度、販売を開始する「ワンダーホルンStudio」は、「ワンダーホルン」用にMIDIデータ(SMF)を編集するWindows用ソフトウェアであり、MIDIデータへの歌詞の埋め込み、歌唱表現の付与のほか、合成音声の確認等、「ワンダーホルン」による歌声合成の種々の作業を効率的に行える製品である。また、動作確認用として、7種(男女各3種、子供1種)の独唱DB(サンプリング周波数8kHz)の中から希望のDB1種が付属されているので、インストール後すぐに、歌声を作成することが可能である。本ソフトウェアの試用版(機能制限あり)は「ワンダーホルン」の商品紹介サイト(http://www.utabara.com/)からダウンロード可能である。

製品の主な特徴

(1)使いやすく直感的なUI

歌詞の埋め込み、歌唱表現の付与、合成音声の確認等の歌声合成に必要な作業を専用のGUIにより効率的に実施。

(2)汎用性の高いファイルのインポート・エクスポート

他の音楽ソフトウェアで作成のMIDIデータ(SMF)をインポートし、ワンダーホルンのメロディトラックとして使用可能。合成した音声は、WAVEファイルにエクスポート可能。

(3)多彩なラインナップを誇る歌声合成用DB

男女各3種・子ども1種・合唱男女各1種など、計14種類の歌声合成用DB(標準サンプリング周波数44.1kHz)をラインナップ。また、お好みの発声者による歌声合成用DBのオーダーメイドにも対応。

動作環境

OS:
Microsoft Windows 2000/XP
CPU:
Pentium III 800MHz以上
メモリ:
256MB以上
HDD空容量:
10MB以上(歌声合成用DB、その他のデータファイル除く)
サウンド機能:
OS上で正常に動作すること

仕様

入力:
MIDIデータ(SMFフォーマット1)、独自フォーマット
出力:
MIDIデータ(SMFフォーマット1)、独自フォーマット、PCMデータ(WAVフォーマット)
機能:
周波数編集(描画/テンプレート適用/2点接続/ノート接続)、音量編集(描画/テンプレート適用/2点接続)、歌詞編集(一括編集/挿入/削除/ノート分割/ノート結合)、歌声合成(合唱設定/伴奏設定)、合成音声の再生・保存、テンプレート編集

価格と購入方法

・ワンダーホルンStudio:
標準価格 31,500円
・ワンダーホルンStudio+独唱DB・1種セット:
標準価格 52,500円

*標準サンプリング周波数は44.1kHz。ご要望によりサンプリング周波数の変更も可能。

お問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
メディア事業本部
メディアインテグレーション事業ユニット
担当:板倉・青野
TEL:0422-36-9301
FAX:0422-37-8457
E-mail:whedit@ntt-at.co.jp
URL:http://www.utabara.com/

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