NTT-ATが監視カメラソリューションのラインナップに「通信機器格納型宅配BOX」を追加

宅配ボックスとともに屋外設置が困難なレコーダやルータ等を格納可能!

NTTアドバンステクノロジ,河村電器産業 2018年6月14日

NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)と 愛知県に本社を置く河村電器産業は2018年6月14日、NTT-ATが提供中の監視カメラソリューションのラインナップに共同開発した「通信機器格納型宅配BOX」を追加し、販売を開始すると発表した。

ラインナップに追加した製品は、通信機器格納型宅配BOX部分以外に、宅配便を格納できるスペースを兼ね備えた2BOXタイプ~5BOXタイプの4タイプを揃えています。これにより、「NTT-AT カメラ」シリーズで監視している映像を遠隔から閲覧するために必要な「監視カメラレコーダ」、「ルータ」、「光回線終端装置」を、屋外に設置可能な宅配ボックス内に格納できる状態で提供することが可能だ。

監視カメラソリューションに対するニーズが高まる中、マンションやアパートなどにおいても監視カメラを設置する建物が増えてきているが、共通課題として、監視カメラ用のレコーダを置く場所がなく、監視カメラを設置できないケースが増えていることがあげられる。一方、マンションやアパートでは、好きな時間にいつでも荷物を受け取れるというメリットを持つ宅配ボックスの設備導入が進んでおり、宅配ボックスと監視カメラを併せて設置することが多くなっている。

NTT-ATでは、「防水性」「防錆性」「堅牢性」に長けている自立型の宅配ボックスの販売を行っている河村電器産業とともに、屋外設置ができ、かつ遠隔からの閲覧時に必要な「監視カメラレコーダ」「ルータ」「光回線終端装置」といった、通信機器を格納するボックスを兼ね備えた宅配ボックスを開発し、通信機器格納型宅配BOXとして販売開始することとした。

通信機器格納型宅配BOXをラインナップに追加することで、これまで課題の1つであった設置場所の制約が解消されることで、監視カメラ用のレコーダの設置場所が屋外しかなく、監視カメラの設置を見送っていたマンションやアパートなどを持つ顧客へのご提供が可能となった。

通信機器類の設置イメージを示すが、ファンや温度センサーによりボックス内の温度を管理する仕様となっている。

通信機器類の設置イメージ

通信機器格納型宅配BOXは、電気設備を守ってきた技術でつくった河村電器産業の宅配ボックスをベースに「ファン」「温度センサー」「電源」をボックス内に設置し、NTT-AT製の「監視カメラ用レコーダ(ATN-041T2 / ATN-042T2)」、YAMAHA製の「ギガアクセスVoIP ルータ(NVR510)」、「光回線終端装置(PR500-KI)」を格納できるように設計し、①雨風にも強い、安心の防水構造(保護等級IPX4相当)、②サビにも強いステンレス製、③強風(風速40m/s)にも耐えられる「堅牢性」という特長を有している。

 

詳細はNTT-ATによるニュースリリースを参照
http://www.ntt-at.co.jp/news/2018/detail/release180614.html