モバイルビデオコラボレーションシステム「RealityVision」ver3.1をリリース
NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジ(以下:NTT-AT)は、RealityMobile LLCが開発したモバイルビデオコラボレーションシステム「RealityVision」の最新版ver3.1を2011年9月7日よりリリースした。今回のリリース版では、これまでAndroid/WindowsMobile/Blackberry対応だったRealityVision Mobileクライアントソフトが、iPhone 4/iPad/iPad2に対応したほか、グループでの協働作業が一層効率的に行えるように、クライアントソフトの映像閲覧やコメント記載等の機能を充実させている。
「RealityVision」は、RealityVision server software、RealityVision management console、RealityVisionモバイルクライアント、Reality Vision PCクライアントで構成され、対策本部(指令室)のサーバーと遠隔地に設置した定点カメラや、チームメンバーが持ち歩いているスマートフォンを含む携帯電話やPCなどのクライアント端末を、携帯電話網/Wi-Fi網/衛星通信網で繋ぎ、映像データのやり取りや通話が行えるシステムである。
ver.3.1で追加された主な機能
1.モバイルクライアントとして、iPhone 4/iPad/iPad2をサポート
2.現場作業者による状況把握向上のための機能追加
(1)現場作業者のiPhone 4/iPad/iPad2、アンドロイド端末でも映像閲覧中にカメラの位置を示す地図を閲覧可能(マネージメントコンソール、PCクライアントでは実装済の機能)。さらに、映像に付属したコメントを同時に閲覧可能。
(2)iPhone 4/iPad/iPad2、アンドロイド端末で表示中の映像を停止・巻戻・早送・ライブに戻す(ライブ映像の場合)機能を追加。
(3)地図に表示されたカメラなどの映像ソース群から見たい映像をクリックし閲覧。特にiPad/iPad2では、地図上で複数箇所を同時に映像閲覧可能。
(4)過去に自身が送信した映像を、指令室を経由せずに閲覧可能。
(5)現場作業者主導で映像を閲覧する場合、「お気に入り/ユーザー映像/定点カメラ映像/スクリーンキャスト/ビデオファイル/送信ビデオ履歴」と分類され、見たい映像に直ぐにアクセス可能。
3.現場作業者が映像にコメント記載可能
(1)クライアント(アンドロイド端末、iPhone/iPad)からアクセス閲覧あるいは、指令室からプッシュ閲覧中の映像ストリームやストリーム内の特定フレームにコメントを新規・追加記載でき、映像に関する情報量が増加。
(2)クライアントがライブ映像送信を終了時、自らがコメントを記載可能。
標準価格
最小20ライセンスで1,800万円~。
システムの内容・規模に応じて異なるため、詳細についてはお問い合わせください。
今後の予定
NTT-ATは、2011年10月19日(水)~21(金)まで、東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展2011」に出展する予定である。「Reality Vision」のデモをNTT-ATブースでご覧いただける。また、その他にも本システムの紹介およびデモを行うプライベートセミナーをNTT-ATにて開催中である。セミナーの案内はhttp://ngw.ntt-at.co.jp/realityvision/をご覧ください。
お問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社グローバルプロダクツ事業本部
メディアコミュニケーションプロダクツ
ビジネスユニット
RealityVision担当 TEL:03-5956-9052
URL:http://ngw.ntt-at.co.jp/realityvision/