世界初のモバイル機器向けアイリス認証ミドルウェアを発表
OKI
OKIは、モバイル機器向けにアイリス認証を世界で初めてミドルウェアとして実用化した「モバイル機器向けアイリス認証ミドルウェアVer1.0」の販売を開始した。
現在、携帯電話やPDAなどのモバイル機器は、高機能化に伴い利用シーンが大きく広がりつつある。その一方で、モバイル機器に対する一層のセキュリティ対策が求められている。特に、モバイル機器は盗難や紛失の危険性が高いため、利用者を厳密に識別して他者の悪用を防ぐ仕組みが必要である。
現在、盗難や紛失があった場合、リモートでセキュリティロックを行い、後でパスワード認証によりセキュリティロックを解除することが一般的だが、パスワードは類推で破られるリスクがあるなど十分な対策とはいえない。また、モバイル機器の業務での使用の場合、守るべき情報の重要性を考慮するとセキュリティへの要求はますます高まりつつある。
OKIは、このような問題に対して「モバイル機器向けアイリス認証ミドルウェアVer1.0」を商品化して、モバイル機器のセキュリティ強化を図った。OKIには、ゲート管理用などのアイリス認証技術を用いた個人認証装置を国内外に販売してきた実績がある。さらに2006年11月には、モバイル機器に搭載されている汎用(可視光)カメラに対応することにより、専用センサーが不要となる「携帯アイリス認識技術」を開発した。本商品は、この技術をモバイル機器の限られた処理能力(CPUおよびメモリ)に対応させ、かつ幅広く様々なOSで動作可能とすることで実現した。
お問い合わせ先
OKI 情報通信グループ インキュベーション本部TEL:048-431-5932
NEWS(2007年8月)
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