Microsoft Office SharePoint Server 2007で稼動する本格的なワークフローソフトウェア「OpenCube WorkFlowR/1 for Office SharePoint Server 2007」を発売開始
NTTデータ
NTTデータと、ニューソン、マイクロソフトが共同出資する、オープンキューブデータ有限責任事業組合(以下、オープンキューブデータ)は、12月9日、OpenCubeの新たなシリーズとしてワークフローソフトウェア「OpenCube WorkFlow R/1 for Office SharePoint Server 2007」を投入し、2009年1月5日より発売すると発表した。
OpenCube WorkFlow R/1 for Office SharePoint Server 2007は、日本で初めてWindows Workflow Foundationの機能を活用しOffice2007のリボンUIにも対応した、マイクロソフトが提供する企業情報基盤システム「Microsoft Office SharePoint Server 2007」(以下、SharePoint Server 2007)専用の本格的なワークフローソフトウェア製品だ。
本製品により、SharePoint Server 2007環境でのワークフロー機能が飛躍的に向上されるとともに、企業統制に必要なセキュアで一層洗練された情報共有基盤を実現する。
製品の概要
マイクロソフトのSharePoint Server 2007の企業内への導入が進んでいる中、J-SOX法対応、会計基準見直しなどの企業環境の変化を受け、コンプライアンス強化の為に企業情報共有基盤と一体となった先進的ワークフローのニーズが高まっている。
本製品は、これまでワークフローパッケージ「OpenCube lite」で培われたコンセプト・ノウハウを基に、さまざまな顧客の要望を取り入れ、SharePoint Server 2007向けのワークフロー専用アプリケーションとして開発した。OpenCube WorkFlow R/1 for Office SharePoint Server 2007の特長を以下に示す。
(1)SharePoint Server 2007の環境で一元管理された情報管理のポリシーに基づき、業務プロセスを管理できる。
(2)エンドユーザーは使い慣れたOffice製品を用いて申請文書を作成し、そのままワークフローの開始から承認までの回付を行える。
(3)ワークフローは、Active Directoryにて一元管理されたユーザー情報や組織情報に基づき回付される。
(4)回付ルートはMicrosoft Visioにて簡単に設定できる。
(5)作成や承認された情報の管理はSharePoint Server 2007内で一元化されるため、他のMicrosoft Office文書類との親和性向上や有効活用を促進することができる。
(6)外部システムとの情報連携機能も標準で装備しているため、基幹システムとの情報連携も可能。
(7)ビジネスのグローバル化を支援するため、多言語に対応している。
OpenCube WorkFlow R/1 for Office SharePoint Server 2007は、SharePoint Server 2007と一体で利用するので、業務プロセスの可視化、情報共有の促進にとどまらず、より高い次元でのコンプライアンス環境の構築が可能となり、セキュリティポリシーやユーザー情報管理の一元化、運用の効率化などを推進できる。
なお、従来から提供しているワークフローパッケージ「OpenCube lite 2008」の開発・販売・サポートは、これまでどおり継続する。
製品価格
サーバーライセンスの価格は、スタンダード版が50万円(税別)、無制限ユーザー版が700万円(税別)、開発・検証版が10万円(税別)。CAL(Client Access License)ライセンスはユーザー数により4,400円~8,000円(税別)。年間保守費用は購入ライセンス総額の15%。
オープンキューブデータは、本製品で初年度に5万ユーザー、5億円の売り上げを目指す。
※OpenCubeは、株式会社NTTデータの登録商標です。
お問い合わせ先
オープンキューブデータ有限責任事業組合TEL:03-5888-5631
NEWS(2009年1月)
NTTグループ関連
- 情報家電の高度利活用技術の研究開発に関するフィールド実証実験を実施-三菱電機と(NTTコミュニケーションズ)
- 本格的なワークフローソフトウェア「OpenCube WorkFlowR/1 for Office SharePoint Server 2007」(NTTデータ)
- 弁護士過疎地域で活用され始めた「ワープビジョン」テレビ会議システム(NTTレゾナント)
- 「コンタクトセンター運営見える化ソリューション」を販売開始(NTTソフトウェア)
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- 高品質音声合成ソフトウェア「FutureVoice EX」シリーズが新登場!(NTTアイティ)
SIer・ベンダ
- Open Storage製品の中核となる「Sun Storage 7000」シリーズを販売開始(サン・マイクロシステムズ)
- 仮想化環境に最適な高速イーサネットスイッチ「RackSwitch」の販売を開始(網屋)
- アクセスポイント集中管理対応ワイヤレススイッチ「DWS-3024L」の提供を開始(ディーリンクジャパン)
- 「IP COVERGENCE Server SS9100 リリース9」と「Com@WILLシリーズ リリース9」を発表(OKIネットワークス)
- チャートによるダイナミックなデータ分析を実現する「Dr. Sum EA Datalizer MotinChart」(ウイングアーク テクノロジーズ)