「CipherCraft®/Mail(サイファークラフト メール)サーバタイプ」 の新バージョンを販売開始
NTTソフトウェア
NTTソフトウェア株式会社は、グループウェア利用環境においても、メールの誤送信防止の仕組みを実現可能な「CipherCraft/Mail サーバタイプ」の新バージョン(Ver.5)を2009年3月31日より販売開始した。さらに新機能として、重要な送信メール内容を上長などが自動的に確認可能とするBcc宛先自動追加機能なども追加する。
CipherCraft/Mailは、誤送信防止対策ソリューションとして13万ライセンスを超える販売実績を有しているが、“グループウェアのメール環境においても誤送信防止を徹底したい”という多くのご要望に応えて新バージョンを開発した。
新機能の概要
①グループウェア利用環境にも対応した誤送信防止機能(図1)
図1 CipherCraft/Mailでの誤送信防止の仕組み
利用者PCのWebブラウザ上で誤送信防止画面を表示することで、グループウェア利用環境においても従来バージョンと同様に以下のようなメール確認を行える。
- 宛先の再確認(社外宛ての注意喚起、送信履歴有無の表示 など)
- メール本文の内容と宛先アドレスが対応しているか目視確認
- 添付ファイルを開いての内容確認の強制化
- 添付ファイルへの自動パスワード付与 など
また、グループウェアサーバの後段にCipherCraft/Mail サーバタイプを配置する方式であるため、利用者PCへソフトのインストールは不要である。
②新たな誤送信防止機能
今回、更に誤送信の可能性を抑えるため、下記の機能を追加している。
・Bcc宛先自動追加機能:
ある一定条件の送信メールに対して、上長など第三者へ自動的にBcc送信することで送信者の意識を高め、更なる注意喚起を促す機能。
・上長承認機能:
メール送信前に、上長などの第三者が誤送信防止画面で送信内容を確認することで、クロスチェックによる誤送信を防ぐ機能。
・メール一時保留機能:
サーバにて一定時間送信メールを保留することにより、“うっかり誤送信ミス”を防ぐ機能。
【製品販売価格】
CipherCraft/Mailサーバタイプ 590,000円(100ユーザ;標準価格)。
【「CipherCraft/Mail」について】
「CipherCraft/Mail」は、2003年10月より、世界最高水準の暗号強度を誇る「Camellia(カメリア)」を搭載した暗号化製品として発売開始。「CipherCraft/Mail」では、暗号化機能の他に、利用者から要望の多い誤送信防止画面(特許申請中)、サーバタイプ/クライアントタイプによる利用者の環境に合わせた導入方式が取れることなど、充実した機能を持った製品である。
お問い合わせ先
NTTソフトウェア株式会社営業推進本部 第二営業部
ソリューション営業部門
古市(ふるいち)/石川/谷口
TEL:03-5782-7261
E-mail:tssol@cs.ntts.co.jp
製品URL:http://www.ntts.co.jp/products/ccraftmail/
NEWS(2009年5月)
NTTグループ関連
- 「CipherCraft®/Mail(サイファークラフト メール)サーバタイプ」の新バージョン(NTTソフトウェア)
- 「ISO/IEC20000」認証範囲を運用アウトソーシングサービスに拡大(NTTコムウェア)
- NTT-MEセキュリティキャンペーンの実施について(NTT-ME)
- 高感度、マルチチャネル計測が可能な生体物質測定システム「Smart SPR」(NTTアドバンステクノロジ)
- 情報共有ポータルシステム「EasyCommunicator for SNS」を販売開始(NTTアイティ)
- 企業のダイバーシティ活動の浸透をサポートするコンサルティング及びソリューション提供開始(NTTレゾナント)
SIer・ベンダ
- NGNに対応した多地点間HDテレビ会議システム~帯域保証されたネットワークで安定したHDテレビ会議(NEC)
- ASC社の通話録音製品「MARATHON EVOLUTION」の販売を開始(CTC)
- NTTファシリティーズと共同でデータセンターの省電力運用管理基盤システムを開発(日立製作所)
- セッションボーダーコントローラーを用いた日中韓NGNテストベッドでの国際共同実証実験を開始(OKI)
- クライド時代の企業データセンターに向けた「EMC Virtual Matrixアークテクチャ」を発表(EMCジャパン)
- 有事を想定したサーバデータ高速復旧ソリューション「サーバBCP支援パック」の提供を開始(OKINET)
- データセンターの仮想化を促進する業界初の「Unified Computing System」を発表(シスコシステムズ)
- OSSの導入・運用をサポートする「エンタープライズオープンソースセンター」を設立(オージス総研)
- データマイニングソフトウェアの最新版「UPASW Modeler13」をリリース(SPSS)
- 「Sybase IQ 15」分析サーバがデータウェアハウス向けに飛躍的な価格性能を実現(サイベース)