伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は、米国ライトナウ・テクノロジーズ社のSaaS型CRMアプリケーションの新製品「RightNow バージョン8」の発売を開始する。製造業やサービス業をはじめとするエンタープライズ分野を中心に展開し、初年度、1,000クライアントライセンスの販売を目指している。

RightNowバージョン8は、エンタープライズクラスの最も強靭なオンデマンドCRMソリューションで、RightNow Service、RightNow Marketing、RightNow Salesなどの機能を統合した次世代CRMソリューションである。RightNowは、インターネット経由で機能を使用できるSaaS形態で提供されるアプリケーションで、短期間でシステム構築することが可能。特に、コンタクトセンターで使用されるRightNow Serviceの機能が充実しており、WebやE-mailなどの連携がスムーズに行え、高度なマルチチャネル・コンタクトセンターを実現できる。

CTCでは、これまでにもCRM、コンタクトセンターなどのソリューションビジネスにおいて、豊富な実績を有してきた。今回のRightNowバージョン8の販売を開始することで、SaaS型のCRMソリューションを短期間で構築することが可能になる。また、構内交換機（PBX）、音声応答送付（IVR）、通話録音装置、CTIなどと組み合わせたコンタクトセンターのトータルソリューションの強化を図るとともに、CTCが得意とするBI/DWHソリューション、セキュリティソリューション、基盤ソリューションなどと連携することで、強固な戦略情報システムの提案が可能になる。