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ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

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日本SGIとNTTソフトウェアがメッセージング・ソリューションの販売・提供で協業

-「Gordano Messaging Suite」のセキュリティ強化で暗号化ソリューションを追加-

NTTソフトウェア

日本SGIとNTTソフトウェアは、日本SGIが国内独占販売権を持つメッセージング・ソリューション「Gordano Messaging Suite(ゴルダノ・メッセージング・スイート、略称GMS)」の販売・提供に関する協業について発表した。これに基づき、日本SGIはNTTソフトウェアの暗号化ソリューションをGMSのひとつの機能として採用して販売するとともに、NTTソフトウェアもGMSを販売する。

GMSの実績

日本SGIは2006年4月に英ゴルダノ社と提携し、世界120カ国以上で導入されてきた同社のGMSについての国内独占販売権を取得し、その日本語版を販売し、これまで国内では長岡技術科学大学が全学メーリングシステムとして採用したほか、日本データベース学会がメールサーバとして採用するなど多くの団体、企業での導入が進んでいる。

協業の概要

今回の協業に基づき、GMSの一機能として新たに提供開始するのは、NTTソフトウェアが開発した暗号化ソリューション「CipherCraft(サイファークラフト)」である。

NTTと三菱電機が共同開発した国産暗号アルゴリズム「Camellia(カメリア)」を中核に、電子署名と署名検証機能を搭載し、なりすましを防止するなど世界最高水準の安全性を提供する。

これまでのGMSの機能に、今回の協業により暗号化ソリューションが機能モジュールとして加わったことで、現在多くの企業や団体が直面している内部統制や情報漏えい対策に、より効果を発揮することが可能となる。

協業の具体的内容

NTTソフトウェアは、実績豊富なセキュリティソリューションの技術力を、より幅広くメッセージング・ソリューションにも展開する。メール環境に求められるニーズは、スパム対策、メールアーカイブ、メール暗号化、メール誤送信防止など、セキュリティの脅威への対策や、品格のある企業経営の実現へと変わりつつある。NTTソフトウェアは、そうしたニーズに応えるトータルメールアプライアンスGMSにより、安価で安心なメール環境を提供する。

一方、GMSはこれまでメールサーバをはじめWebメール、インスタント・メッセンジャー、コラボレーション、アンチウイルス、アンチスパム、アーカイバー、コミュニケーションの8つの機能モジュールで構成していたが、今後は新たに暗号化ソリューションも導入することが可能となる。また、導入にあたっては従来通り、必要な機能を選択してモジュール単位で購入できるため、低コストで最適なメッセージング・システムを構築できる。

今回の協業は、GMSの販売体制を強化するため、特にネットワーク系ソリューションやセキュリティソリューション分野で豊富な実績を持つNTTソフトウェアと販売・提供に関して共同展開をすることとしたものである。

  • SGIおよびSGIのロゴは日本SGI株式会社の登録商標です。
  • CipherCraftは、NTTソフトウェア株式会社の登録商標です。
  • その他の商標については商標の所有者に所有権が属しています。

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
ソリューション営業
担当:山口/古市
TEL:03-5782-7261
E-mail:tssol@cs.ntts.co.jp
日本SGI株式会社 
営業フリーダイヤル
TEL:0120-161-086

NEWS(2007年10月)

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