Windows用音声処理ソフトウェア「音声工房」シリーズのバージョンアップ版をリリース
NTTアドバンステクノロジ
NTTアドバンステクノロジは、音声処理や編集機能をさらに強化したWindows用音声処理ソフトウェア「音声工房」シリーズVer. 4.0の販売を開始した。
NTT-ATでは、10年以上に亘って音声処理技術に関する研究開発のノウハウを活かし、音声の録音・再生・分析が行える、音声処理ソフトウェア「音声工房」シリーズを提供してきた。この度、本シリーズの「音声工房Pro」「音声工房Custom」「音声工房Custom+Macro」「音声工房ゆらぎ解析(旧称:ゆらぎ解析ソフトウェア)」の4製品に、音声処理や編集機能をさらに強化した新バージョンVer. 4.0をリリースした。
今回リリースしたバージョンでは、従来からある波形編集・分析機能に加えて、スペクトルをより視覚的に表現する3Dスペクトル表示機能、波形クリック時や音声再生時に瞬時にスペクトルを計算するリアルタイムスペクトル機能、音声や音楽の編集にも使えるクロスフェード機能、音声研究には欠かせないピンクノイズ生成等の信号作成機能を強化した。また操作性の向上も図り、前述の機能強化と合わせて、音声の編集作業や、音声分析をより強力にサポートする。
主な新機能
- (1)3Dスペクトル表示
- スペクトルの変化を3次元的に表現
- (2)リアルタイムスペクトル
- 波形のクリック時や音声再生時に、瞬時にスペクトルを計算して表示
- (3)ピッチシフト機能
- 音の高低を、音の長さを変えることなく調節することが可能
- (4)フェードイン・フェードアウト機能、クロスフェード機能
- 音楽などでよく用いられる、フェードイン・フェードアウト効果、クロスフェード効果を付けることが可能
- (5)信号作成機能の充実
- 矩形波、三角波、ピンクノイズ、AM/FM変調波など、多彩な信号音の作成可能
- (6)操作性の向上
- メニュー別ツールバーの表示や、キーボードやマウスによる操作を拡張し、使いやすさをさらに向上
主な新機能の製品別搭載状況
◆動作環境
- OS:
- Microsoft Windows 2000/XP
- CPU:
- Pentium III以上(Pentium 4以上推奨)
- メモリ:
- 256MB以上(1GB以上推奨)
- HDD:
- インストール先領域として10MB以上あること、データ領域として空き領域1GB以上を推奨
- サウンド:
- Windows 対応のサウンドデバイスを備えていること
◆価格(税込)
- Pro Ver. 4.0:
- 60,900円
- Custom Ver. 4.0:
- 102,900円
- Custom+Macro Ver. 4.0:
- 165,900円
- ゆらぎ解析 Ver. 4.0:
- 207,900円
お問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社メディア事業本部
メディアインテグレーション事業ユニット
音声工房担当:板倉
TEL:0422-36-9301
E-mail:sp4win@ntt-at.co.jp
NEWS(2007年2月)
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