個人情報検出ツール「P-Pointer」の新シリーズとして業界別に特化した製品の販売を開始
Klab
Klab(クラブ)は本年6月に、同社が開発し販売している個人情報検出ツール「P-Pointer」の新シリーズとして、医療、学校、官庁/自治体向け等、特定の業界毎の個人情報および機密情報ファイル検出用機能を搭載した製品の販売を開始した。
個人情報の適切な管理は、会社全体で取り組まなければならない課題であるが、策定したポリシーを全社員が理解し、またそれを運用するのは大変難しく、セキュリティ担当者の悩みとなっている。
P-Pointerは、ハードディスク内の「どこに」「どのような」個人情報が「いくつ」あるのかを洗い出し、定期的に従業員自身によるファイル整理を義務づけることで個人情報管理の運用サイクルを確立し、従業員一人ひとりのセキュリティ意識の向上を図ることができるソフトウェアである。
P-Pointerの新シリーズでは、従来の「人名」、「地名」、「メールアドレス」、「電話番号」といった個人情報検出用の辞書に加え、機密情報として扱われるファイル内によく含まれているキーワードを業界毎にまとめた辞書を搭載することで、検出能力の向上を図った。今回販売するのは次の製品である。
- P-Pointer for Medical(医療系向け)
- P-Pointer for School(学校向け)
- P-Pointer for Government(官庁/自治体向け)
- P-Pointer for Police(警察向け)
- P-Pointer for Credit Card(PCI DSS対応向け)
Klabは他にも、自宅PC内企業所有の個人情報や機密情報のファイルを検出し、漏洩リスクを削減するためのサービス「自宅PC監査サービス」の提供を本年4月から開始した。
NEWS(2009年7月)
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