NTTドコモ

かんたん位置情報サービス

新たに「位置情報サービス」を展開したいとお考えの法人のお客さまに、システムからGPS 機器まで“かんたん” パッケージで提供

(2018年3月号掲載)

「かんたん位置情報サービス」は、専用GPS機器(以下、かんたんGPS)を人やモノに装着して現在位置を検索したり、かんたんGPSのボタンを押したりヒモを引っ張ったりすることで、“かんたん” に位置情報を通知する法人向け位置情報サービスです。
一般個人ユーザー向けに位置情報サービスを行いたい企業や、住民サービスを検討中の自治体などのお客さまに最適です。
もちろん、自社業務にも利用可能です。
検索用のWebサイトや地図まで用意し、システム構築不要で位置情報サービスを始められるUI(User Interface)提供タイプと、自由にシステム構築が行えるWebAPI(Application Programming Interface)連携タイプを用意しています。

新たに「位置情報サービス」を展開したい皆さまに、システムからGPS機器までを“ かんたん” パッケージで提供

NTTドコモ(以下、ドコモ)が提供している「かんたん位置情報サービス」は、自己位置通知と第三者による位置検索に機能を絞った、法人向けのクラウド型位置情報プラットフォームサービスです。スマートフォンやフィーチャーフォン、パソコンなど、インターネットに接続できる機器からかんたんGPSの現在位置を検索するためのプラットフォームを提供します。かんたんGPSを人やモノに装着して現在位置の検索をしたり、かんたんGPSのボタンを押したりヒモを引っ張ったりすることで位置情報を通知するなど、位置情報サービスに必要なシステムやGPS機器(かんたんGPS)を“かんたん”パッケージで提供します。専用のGPS機器であるかんたんGPSは、「小型タイプ」「防犯ブザータイプ」「バッテリーレスタイプ」の3タイプから目的に応じて選べます(図1参照)。小型・軽量なかんたんGPS の特長を活かして、次のようなシーンでの課題解決に貢献しています。

  • ・子どもや高れい者の見守り
  • ・車両(特にトラック)の運用管理や社員の現在位置の確認
  • ・重機・バイク・自転車やペットなどの盗難対策
  • ・重要書類の紛失対策
図1 かんたんGPS(専用GPS機器)

 

位置情報サービスを「新たに展開したい」「自社のサービスと連携させたい」とお考えの法人や自治体の皆さまに最適なサービスです。

クラウドサービスなので自社でのシステム構築は不要、簡易・安価・短期間でビジネス開始から展開が可能

「かんたん位置情報サービス」の導入メリットとして、「クラウドサービスのため自社でのシステム構築が不要」「簡易・安価・短期間でビジネス開始?展開が可能」「小型・軽量のGPS 専用機器で持ち運びや装着が簡単」などがあげられます。また、サービスタイプには、システム構築が不要な「UI提供タイプ(標準テンプレートタイプ)」と、自社システムとの連携や他社ASPサービスとの連携もできる「Web-API連携タイプ」があります。それぞれの特長は次のとおりです。

【UI提供タイプ(標準テンプレートタイプ)】

サーバからアプリケーション、地図までを提供するクラウドサービスです。位置情報サービスを展開する上で必要な機能やWebサイトをワンパッケージで提供します。利用者向けには、第三者検索機能(検索対象のかんたんGPSへ位置情報を要求し、返信された位置情報をもとに地図を表示)、自己位置通知機能(かんたんGPSのボタンを押したりヒモを引っ張ったりすることで予め設定したメールアドレスに位置情報を通知)、履歴検索機能(サーバに蓄積された位置情報一覧を表示。履歴検索最大件数:1,000件、最長93日間)などを用意(図2参照)。管理者向けには、「端末情報管理」機能(GPS機器の情報の参照やCSV ファイル出力)、アクセス状況管理機能(かんたんGPSの通信状況、画面へのアクセス状況を統計情報として把握)、「端末設定」機能(ブザー鳴動の利用要否、スピーカー音量、LED点滅間隔時間等の各種設定)などを用意しています。

図2 画面イメージ

 

【WebAPI連携タイプ】

WebAPI連携機能を用いることで、お客さまにてシステム構築が可能となるサービスです。「かんたん位置情報サービス」のWebAPIを通じて取得した位置情報を活用し、用途に合わせた独自の機能や画面を開発することができます。契約後に開示するAPIリストを使用してかんたんGPSの緯度・経度などを取得することができ、自社サービスに地図などを組み合わせたオリジナル画面やサービスを構築できます。また、かんたんGPS対応ASPサービスとの併用により、併用したASPサービスの機能を活用することができます。

現場が抱えている課題の解決に貢献

「かんたん位置情報サービス」は、さまざまな分野やシーンで利用されています。

  • ・見守りサービス:教育機関向けサービス事業者やスポーツクラブが既存の見守りサービスに位置情報サービスをプラスするために、自治体や介護事業者が高れい者の徘徊(ひとり歩き)防止サービスとして導入しました。
  • ・車両位置管理:レンタリース会社が車両をレンタルしたお客さまの返却状況(乗り捨て・盗難等)の確認のために導入しました。
    また、株式会社ドコマップジャパン様では、API連携タイプを活用した運送業向け車両位置管理システム「DoCoMAP」を開発、サービス提供を開始しています。自社トラック車両
    の現在位置を一元把握することが可能で、効率的な配車業務を実現。さらに、空きトラックを共有することで運送会社のマッチングを行うなど、運送業界の更なる課題解決に取り組んでいます。
  • ・貴重品・重要情報管理:通建会社やその他の工事会社が工事に必要な鍵や資材の管理に、通信会社がお客さまの個人情報が入ったカバンの管理のために導入し、現場への置き忘れや紛失が減少しました。

ドコモでは、「かんたん位置情報サービス」を通じて、現場が抱えている課題の解決に貢献しています。

 

「かんたん位置情報サービス」は、サーバからアプリ、地図までをパッケージしたクラウドサービスです。手間なく短期間でサービスを開始できます。お子さまや高れい者の見守り、車両の運行管理や社員の動態管理、重機・バイク・自転車やペットの盗難防止、重要書類の紛失対策など、幅広い用途やシーンでの利用が可能です。

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