イクシアは、データセンター向けの新しいテストソリューションを発表した。このソリューションにより、データセンター事業者や機器メーカー、ストレージメーカーは、次世代イーサネット（CEE：Converged Enhanced Ethernet）、データセンター・イーサネット（DCE：Data Center Ethernet）、ファイバ・チャネル・オーバー・イーサネット（FCoE：Fibre Channel over Ethernet）、ストレージエリアネットワーク（SAN）の機能やパフォーマンスの評価が可能になる。

イクシアとエミュレックスは、統合ネットワークアダプタ（CNA）の試験方法を共同で開発してきた。CNAは、イーサネットとファイバ・チャネルを統合したインフラにおける主要素の1つで、仮想サーバに使用することで、イーサネットとストレージネットワークサービスの間で透過的なアクセスを提供する。

エミュレックスの最高マーケティング責任者および事業開発のシニア・バイスプレジデントを兼任するSteve Daheb氏は「イクシアのツールボックスは、従来型および仮想型のデータセンター環境において機器とシステムのパフォーマンスを明確にすることができるため、ユーザーはデータセンターの設定を最適化することができます。イクシアの『IxChariot』により、当社の『OneConnect Universal CNA』は、その機能を完全に明確にすることができました」と語っている。