EMCジャパンは、SMB市場をターゲットとしたエントリーモデルのストレージ「VNXeシリーズ」を販売開始した。本シリーズは、これまで数百万円していたSAN（ブロック）とNAS（ファイル）が統合できる高機能なユニファイド・ストレージを、95万円からという価格で提供可能にしたものである。また、SMB市場向けに開発されたエントリーモデルのストレージで、ストレージに慣れていないIT管理者でも即座に使用が可能だ。運用／プロビジョニング（割り当て）や保護設定を容易にする管理ソフトウェアが搭載されているので、これまで大きな負担となっていたデータ管理からも解放される。ビジネスを支える卓越した機能、性能、信頼性を高度に組み合わせることで、乱立したファイルサーバを集約するファイルサーバ統合やSANとNASを集約するストレージ統合を実現することも可能だ。

VNXeシリーズは、年々増大するデジタル情報の成長に合わせて最大240TBのドライブを実装することができ、データの重複除外や圧縮、シン・プロビジョニングなどの卓越した機能を巧みに組み合わせることでシステム効率を最大限に引き上げ、同じIT予算でも約2倍の有効容量を使用することが可能だ。さらに、これまで専門知識が必要だったVMware、 Hyper-V、Microsoft Exchangeなど、アプリケーションごとに必要な設定をシンプルなユーザー設定で行うことができる。