NTT Com、IoT分野におけるトータルソリューション強化に向け「Things Cloud®」推奨デバイス制度を開始
NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、IoT分野におけるトータルソリューション強化の一環として、同社が提供しているIoT Platform「Things Cloud®」との通信確認がとれたセンサーデバイスやIoT-GWを定める“「Things Cloud®」推奨デバイス制度”を2018年3月26日より開始すると発表した。
これにより顧客は、「Things Cloud®」に対応した多数のセンサーデバイスやIoT-GWから用途に応じて最適なものを選択し、迅速に安全なIoT環境を構築することが可能となる。
背景
企業がIoTを導入する際には、データを収集するセンサーデバイスやIoT-GWを用途に応じて適正に選定することが重要である。NTT Comは、顧客がIoTで解決したい多様な課題に迅速に対応できるよう、予め「Things Cloud®」との通信確認がとれたセンサーデバイスやIoT-GWのラインアップを拡充することで、IoTソリューションの強化を目指す。
概要
「Things Cloud®」推奨デバイス制度の概要は以下のとおりである。
(1)対象デバイス
センサーデバイス、IoT-GW
(2)推奨基準
センサーデバイスやIoT-GWを扱う企業が、NTT Comが定めた試験項目(デバイス認証/データ送受信/デバイス制御/双方向通信/非機能要件)について「Things Cloud®」と通信試験を実施し、その結果をNTT Comへ報告。試験結果について問題がなかった場合、後日NTT Comより推奨対象となった旨の通知を行う。
(3)申請方法
「Things Cloud®」との通信試験を実施したい旨を、申請窓口(tc-device@ntt.com)宛に連絡すると、試験項目表の送付および「Things Cloud®」の検証環境の貸出を行う。
(4)その他
推奨対象となったセンサーデバイスやIoT-GWは、「Things Cloud®」の開発者向けWebサイト(https://developer.ntt.com/iot/docs/concepts/introduction.html)に掲載するとともに、NTT Comが参加する各種展示会などで紹介する。
今後の展開
NTT Comは、センサーデバイスやIoT-GWを扱う企業と協力し、推奨デバイスのラインアップを拡充するなど、「Things Cloud®」を活用したIoTトータルソリューションを多くの業界に展開することで、顧客のビジネス創造に貢献していくとしている。
詳細はNTT Comによるニュースリリースを参照
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2018/0326.html