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理化学研究所に米Splunk社のITサーチ・ソリューション「Splunk」を試行導入

-同所内の膨大なシステムログを分析・活用する基盤を共同検討-

NTTデータ

NTTデータは、米Splunk社のITサーチ・ソリューション「Splunk」を、独立行政法人理化学研究所(以下、理化学研究所)に3月中旬から試行導入している。

Splunkは、システムが出力するログやエラーメッセージ等あらゆる種類のデータを取り込み、さまざまな検索や分析を可能とするツールである。同所の情報基盤センターは、所内にスーパーコンピューターや共同利用計算機などの計算機サービスと、各研究室間および外部とのネットワークのサービスを提供している研究支援部門であり、同所内ログ管理も重要なミッションの一つに挙げられる。情報基盤センターへのSplunk導入により、同所が抱えている現状作業に必要な稼働の大幅な軽減が期待できるため、今回の試行導入が決定した。具体的には次のような作業軽減が期待できる。

◆同所の既存システムに手を加えることなく、ログ収集、検索、アーカイブ機能を付加でき、従来の製品に比べ安価にログ管理機能を使用できる。

◆同所の複数の機器やアプリケーションから収集されたログを、一つの画面上で横断的に検索し、その結果に基づいてレポートを作成できるため、複雑なデータ監査や障害原因の分析に迅速に対応可能。

今回は同所のネットワークサーバログの管理・整備に対し適用した。今後もネットワーク機器のログ等も含めた全体のシステムログに対し分析・活用を行える基盤の構築を見据え、NTTデータと理化学研究所が共同で検討を進めていく。

お問い合わせ先

株式会社NTTデータ
基盤システム事業本部
TEL:050-5546-9783

NEWS(2009年4月)

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