NTT-AT、低価格RPAサービス「WinActor® Cast on Call」を年度内提供開始

~WinActor®をオンデマンドで手軽に利用可能に~

NTTアドバンステクノロジ 2018年9月13日

NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は2018年9月13日、純国産RPAツール「WinActor」を従量課金制で利用できる新サービス、「WinActor Cast on Call」を2018年度内に提供開始すると発表した。

WinActorは、NTTアクセスサービスシステム研究所で研究開発された技術をベースに、NTT-ATが商品化したもので、企業等の働き方改革・業務効率化に貢献するツールとして注目されているRPAツールのひとつ。日本企業の業務にマッチした純国産ツールとして、金融業から物流・小売業と幅広い分野の企業、約1,800社に導入されている。

WinActor Cast on Callの概要

WinActor Cast on Callのサービス概要図を以下に示す。

WinActor® Cast on Callの概要図

ユーザーは、クラウド上のダッシュボードにログインし、業務の遂行に必要なシナリオを選択。選択されたシナリオは、ユーザーのクライアントマシンにあらかじめインストールされているWinActorで実行される。ユーザーには、WinActorの利用分の料金が発生する。

WinActor Cast on Callの機能として、以下の4つがあげられる。

・PC1台の環境から、クライアントとしてWinActorを利用できる。

・クラウド上のシナリオをそのまま利用できるため、ユーザーがシナリオを作成する必要はない。

・従量課金制のため、予算に応じた使い方ができる。

・カスタムシナリオ、OCR、その他外部サービスと連携できる、マーケットプレイスを開設予定(2019年度以降)。

WinActor Cast on Callの特長

(1)WinActor Cast on Call クライアントをインストールしたその日から業務に利用できるため、自社でRPAを構築する手間や費用をかける必要がない。

(2)どのシナリオをいつ実行したかの利用状況が一目でわかるため、容易にWinActorを運用管理できる。

(3)任意のPCでWinActorを実行できるため、より柔軟な運用が可能。

NTT-ATでは、年内に複数の実証実験を開始し、年度内に商用サービス開始の予定で、販売は同社の直販(価格体系は未定)となる。

詳細はNTT-ATによるニュースリリースを参照

http://www.ntt-at.co.jp/news/2018/detail/release180913.html