イーシステム
WindowsとLinuxのクロスプラットフォーム開発を実現した
統合システム開発ツールの新バージョンの出荷を開始
イーシステムは、1994年から提供してきた米国グプタ・テクノロジー社の統合システム開発ツール「Team Developer」の新バージョン「Team Developer 2005」の出荷を開始した。この最新のTeamDeveloper 2005 では、現行のWindows版に加えてLinux版の出荷が計画されている。これにより、1 つのソースプログラムからWindows用のシステムとLinux用のシステムを開発する「クロスプラットフォーム開発」が可能となる。また、最新のOSやデータベースがサポート対象になっただけでなく、コーディング機能やデバッグ機能を強化することで、今まで以上にシステム開発における生産性の向上が可能となる。
イーシステムでは、今回のTeamDeveloper 2005の出荷により、「新たにLinux市場の開拓、サポート体制を強化するとともに、1994年以来、11年間にわたり培ってきたシステム開発のノウハウをベースに、コンサルティングサービスやシステム開発サービスを展開していく」と語っている。
Team Developer 2005で強化された主な機能は次のとおり。
- ・クロスプラットフォーム開発と実行環境:
- システムの開発環境と実行環境をWindowsとLinux間で自由に選択できる。
- ・システム開発の生産性をさらに向上:
- プログラミングを支援する「アクティブコーディングアシスタント」やデバッグ機能を強化。
- ・パフォーマンスの向上:
- システムの実行速度を10~15%向上。
- ・ソースコードの上位互換性:
- 旧バージョンとの互換性を保つことでソースコードの有効利用が可能に。