NTTグループのソリューションガイド

ICTソリューション総合誌 月刊ビジネスコミュニケーション

ビジネスコミュニケーション

NTTソフトウェアとテラスカイ 資本・業務提携により両社のクラウド事業を加速

NTTソフトウェア

NTTソフトウェア株式会社と株式会社テラスカイ(以下、テラスカイ 本社:東京都千代田区)は、Salesforceビジネスを中心にした両社のクラウド事業を拡大・加速するため、2010年9月24日に資本・業務提携に関する契約を締結した。NTTソフトウェアが、テラスカイの第三者割当増資を引き受けるとともに、両社でクラウド事業のSIビジネス及び同ビジネスで必要となる商材開発を行う。

(左)NTT ソフトウェア伊土社長(右)テラスカイ佐藤社長

(左)NTT ソフトウェア伊土社長(右)テラスカイ佐藤社長

提携の背景

現在、インターネットを経由してソフトウェアや情報サービスを利用するクラウドコンピューティングが高い注目を集めている、経済産業省からは、2020年までに40兆円の新サービス市場が生まれるという試算も出されている。(2010年8月16日公表)

今後は既存のSI(システムインテグレーション)市場から、クラウド環境を利用したSIやクラウド商材の販売などにニーズがシフトすることが想定される。すでに、膨大な顧客データのクラウド上での管理や、社内の基幹システムとクラウドを連携するなど、企業の実運用環境での利用が本格化しており、クラウドコンピューティング導入に精通した技術者は不足しているのが現状である。こうした高い需要に対応すべく、今回の提携に至った。

本提携の概要

①業務提携の内容

  • ・NTTソフトウェアの技術者が、テラスカイから、Salesforceを初めとするクラウド導入のノウハウを取得し、本格的にクラウドSIを開始する。
  • ・NTTグループをはじめとする大きな顧客基盤に対し、クラウド導入支援サービスを共同で行う。
  • ・大型SI案件の受注を目指し、SIに必要な商材提供を共同で行う。

②資本提携の内容

NTTソフトウェアが、テラスカイの第三者割当増資を引き受け、発行済み株式の約10%を保有することになる。

③両社のメリット

◆NTTソフトウェア

Salesforceビジネスに関する多くの実績を有するテラスカイのノウハウを早期に吸収することができる。これにより、本格化するクラウド導入支援事業の販売を拡大させ、今後2年で10億円程度の同分野での売上を見込む。

◆テラスカイ

NTTソフトウェアの大きな顧客基盤への営業が強化できる。NTTソフトウェアの技術リソースを活用でき、これまで以上に大きな業務受注が可能となる。また、資本を受け入れることにより、信用力を高めることができる。



【株式会社テラスカイ:概要】

テラスカイは、クラウドとシステム連携を核とするソフトウェア開発・コンサルティング事業等を行なっている。創業時よりセールスフォース・ドットコム社のコンサルティングパートナーとして、多くの顧客への導入サービスを行なってきた。その実績により培ったノウハウを基に、お客様の業務効率を高める革新的なソリューションを提供する。

※Salesforce:セールスフォース・ドットコム社の登録商標。同社が提供するクラウドサービス。Salesforce CRM、及びForce.comを提供しており、全世界で8万社以上が利用している。

(http://www.salesforce.com/jp/)

お問い合わせ先

NTTソフトウェア株式会社
ICTコンサルティング事業ユニット
担当 小泉、中村
TEL:03-5782-7341

NEWS(2010年11月)

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