ストラタス無停止型IAサーバで
Red Hat Enterprise Linux
のサポートを表明
日本ストラタステクノロジー
ストラタステクノロジー社は、同社の無停止型IAサーバ製品である「ftServerシリーズ」に、レッドハット社製の「Red Hat Enterprise Linux」の搭載を決定した。今後レッドハット社との協力体制のもと、データベース、ERP、CRMなどのミッション・クリティカル性の高いアプリケーション用に開発されたRed Hat Enterprise Linux ASをサポートしていく。今回の決定について、ストラタステクノロジー本社のソフトウェアエンジニアリング担当副社長であるウィリアム・デュルリー氏は、「レッドハット社と我々との関係は、今日あるもっとも信頼性の高いサーバ・プラットフォーム上でLinux オペレーションシステムが稼動するというオプションにより、成長し続けるハイアベイラビリティ・サーバ市場への間口をより大きく広げます」と語っている。最近のIDCレポートによると、ワールドワイドにおける高可用性サーバ市場は成長し続け、2008年までに14.3%の年成長率が見込まれ、その中でもLinuxサーバは63%の年成長率を見込まれるほどに急成長を遂げるであろうと推測されている。
インテル・プロセッサベースのftServer製品の上で99.999%以上の可用性を実現するft(フォールト・トレラント)技術には、OSとアプリケーション間に位置するストラタスシステムソフトウェアとストラタス独自開発のチップセットに組み込まれている。そのため、Linuxオペレーション環境のアプリケーションは、ストラタスftサーバ上で、変更や修正なしで使用することができるのである。