ニッポンクラウドワーキンググループは、クラウド連携基盤「Samurai Toolkit」をオープンソースで公開する。第１弾としてID連携モジュール「Samurai SSO」、UI連携モジュール「Samurai Gadget」をMITライセンスで公開した。

今後のクラウドビジネスの発展には、様々なクラウドサービスで提供されるアプリケーションの連携が欠かせない。ニッポンクラウドワーキンググループでは、Samurai Toolkitをオープンソースで公開し、より多くのアプリケーション連携による相乗効果が生まれることで、様々なクラウドビジネスシーンで利用されることを期待している。

Samurai Toolkitは、クラウド連携に必要な機能をモジュール化してアプリケーションやデータのポータビリティを高め複数のアプリケーション、クラウドサービスの連携を容易に実現させるクラウド連携基盤で、ID・UI・Dataの三位一体のモジュール群がMITライセンスで公開されている。Samurai SSOは、ID連携、シングルサインオンを実現するために必要なモジュール群で、これを利用することで複数のアプリケーション、クラウドサービスにシングルサインオンでアクセスが可能になる。Samurai Gadgetは、ポータルサイト等と連携するために必要なモジュール群で、OpenSocialでガジェット化され、アプリケーション、クラウドサービスを自在に利用可能にする。