NTT-ATが、TrusonaとDocuSign®を連携させ、セキュリティを担保した業務効率化を実現

NTTアドバンステクノロジ 2018年7月31日

米Trusona社のID/パスワードを使用しないセキュアな認証ソリューションを展開するNTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は2018年7月31日、同社の最近の主力商材の1つである電子サインサービスである「DocuSign」を組み合わせ、IDおよびパスワードを使用しないセキュアな認証ソリューションの提供分野を拡大したことを発表しました。

Trusonaは、独自のモバイル・アプリケーションを利用することで、ID/パスワードの入力に代わり、端末にある生体認証を利用してログインする認証サービスだ。銀行の顧客認証、ストリーミングメディアのログインや企業内VPNなど、さまざまなサービスの認証システムと接続可能である。また、特殊な偽造しにくい動的QRコードを利用したセキュアなログインを実現しており、フィッシング防止に最適である。

一方、DocuSignは、どこからでもドキュメントの送付、署名、承認を可能とするペーパーレスと電子署名の世界標準プラットフォームだ。従来の紙ベースで署名、承認を行う場合、署名を得るために印刷をして提出する必要があり、紙のコストだけではなく署名・承認フローのステータスが煩雑になるという問題があった。DocuSignを導入することで、すべてが電子化され、紙の削減と署名・承認フローのステータスがシンプルで分かりやすくなる。

今回、TrusonaとDocuSignを連携することで、パスワードの入力なしにDocuSignへのログインが可能となり、起案者および承認者は効率よく起案、署名、承認をすることができる。

Trusonaとドキュサインの連携フロー(Webログイン)

NTT-ATでは今後も引き続き、セキュリティが高められるだけではなく、パスワード管理によるユーザーのストレス緩和、パスワード忘れによる問い合わせ業務にかかるコストの削減などを実現するTrusona連携ソリューションの実装範囲のさらなる拡大を進めるとしている。

詳細はNTT-ATによるニュースリリースを参照

http://www.ntt-at.co.jp/news/2018/detail/release180731.html