NTTデータが、フロムスクラッチと電気事業者向けデジタルマーケティングおよびデータ活用支援で協業
NTTデータとフロムスクラッチは5月25日、小売電気事業者に向けて、データ活用およびデジタルマーケティングを推進するサービスを同日付けて提供すると発表した。
フロムスクラッチは2010年設立のデータテクノロジーカンパニーで、企業のデータ活用を支援するマーケティング基盤サービス「b→dash」を提供している。「b→dash」は、企業が保有する顧客データ、広告データ、購買データなど、マーケティングプロセス上に存在するビジネスデータを、一元的に取得、統合、活用、分析する、SaaS型のマーケティングアプリケーションである。
今回の協業では、フロムスクラッチの「b→dash」を活用したデータ・デジタルマーケティングによる企業の経営改革の支援、ならびにNTTTデータの電気事業者向けクラウド型のアプリケーション基盤である「ECONO-CREA®」との連携機能によるデータ活用支援を行う。
今回の協業により、小売電気事業者は、保有するユーザーデータや広告データ、購買データなどすべてのデータの取得、統合、施策の実施、分析までのデータ活用を「b→dash」1つで実現させることが可能で、新しいビジネスモデルに変化し、競争が激化する中で、電気事業者はこれまでできていなかったビッグデータを活用した“One to Oneマーケティング”が可能になる。さらに、今後「ECONO-CREA®」が収集・保管する様々なデータにより、「b→dash」を活用したデジタルマーケティングの高度化が可能となる。
今回の協業を契機に、NTTデータとフロムスクラッチは、企業のマーケティング・ビジネス改革はもちろん、データを活用した労働生産性の向上に寄与していくとしている。
詳細はNTTデータによるニュースリリースを参照
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2018/052501.html