プロフェッショナルなXML技術者の育成を目指した インフォテリアの新XMLトレーニングコースがスタート
新たな2つのコースの講習内容にについて、インフォテリア葛ウ育部・シニアマネージャの穴沢悦子さんは次のように語っている。 「実際に現場で使えるようになるまでに何回もコーディングの練習が必要だと思いますので、両コースとも、演習問題を多めに用意しています。その中には、受発注の一部業務を想定したオプショナルな実習もあります。両コースともXML技術の実践力を身に付けることをテーマにしていますので、オプション問題まで全て実施すると、本当は3、4日間のコースになりますね。」 同トレーニングコースは、豊富なXML教育の実績を持つインフォテリア認定教育センターにて受講することができる。また、インフォテリアでは、同トレーニングコースの内容を、“好きな時間に好きな場所で”自己学習できるWebベースのeラーニングサービスも用意している。インフォテリアはXMLの基礎コースから今回開始するプロフェッショナルコースまで、幅広いXMLトレーニングを提供することにより、さらに実践力のあるXML技術者の育成を目指している。 XML技術者の上位認定制度 2002年11月8日より、XML技術者認定制度「XMLマスター」の上位認定制度「XMLマスター:プロフェッショナル」の試験が開始される。同制度は、XMLの基礎スキルを前提として、実際のXMLデータの処理やプログラミング、およびインタフェースの新しい標準として今後普及が見込まれるWebサービス等の高度な技術力を認定するものである。取得するには、既に実施しているXML技術者認定制度「XMLマスター:ベーシック」と、この「XMLマスター:プロフェッショナル」の両方の試験に合格することが条件である(両試験の同時受験は可能)。「XMLマスター:ベーシック」では、XMLと関連の標準仕様について、用語や概念を正しく理解していること、XMLによるデータの作成を標準仕様に基づいて行えることなど、XMLの基礎レベルでの知識が対象であったが、「XMLマスター:プロフェッショナル」は、XML処理システムの構築概要、XSLT、DOMプログラミング、SAXプログラミング、Webサービス概要といった現場のシステム構築時に不可欠な高度な知識を対象としている。 インフォテリアが新たに開始した2つのトレーニングコースは、この「XMLマスター:プロフェッショナル」の取得を想定した内容が盛り込まれている。
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