世界統一の認定資格体系へ
●グローバル資格「Oracle Certification Program」に完全対応
日本オラクルが「ORACLE MASTER」を改定


「安心」を提供できるエンジニア&企業に

●さまざまなネットワーク環境でのスキルと経験を認定するエクストリーム ネットワークス技術者認定プログラム

各プラットフォームの経験レベルに基づいた技術力を判定する
●ジュニパーネットワークス技術資格認定プログラム「JNTCP」


目的に応じてフレキシブルに学んでいく
受講者のニーズ、レベルにより実用的な技術・知識を学べるサイベースの「Official Training & Academy」

電子証明書/PKI導入を見据えた専門知識を取得

●実践的なトレーニングでセキュリティ管理者を早期養成「ベリサイン認定資格&トレーニングコース」

VoIPの最先端技術を身に付ける
●業界初!リーディング・カンパニーの知識・ノウハウを習得する「VoIP認定技術者資格制度」


これからのシステム開発に必須なオブジェクト指向技術を提供する

●ソフトウェア開発のライフサイクルを網羅した実践技術を提供するラショナルユニバーシティ・トレーニングコース

実践力のあるXMLスペシャリストへ

●プロフェッショナルなXML技術者の育成を目指したインフォテリアの新XMLトレーニングコースがスタート

グローバルガイドラインに準拠したセキュリティ対策を実現
●企業の成長とともに進化する生きたポリシーの策定を支援するアズジェントのBS7799関連セミナー&トレーニングコース

世界が認めたデータベース・エンジニア資格
●取得者7万人を突破したEビジネス時代に必須の資格
オラクル認定技術者制度「ORACLE MASTER」


正しいセキュリティ知識を身につける
●ワールドワイドで通用するセキュリティスペシャリストを育成する
「シマンテック認証プログラム&トレーニングサービス」


ネットワーク技術全体の レベルアップに貢献する
●IT時代を担う高度な技術者を養成するネットワーク教育ソリューション
「ネットワークアカデミー」


ネットワークの
ダウンタイムを削減する
ボトルネックを事前に検出してTCO削減と生産性向上を実現するIT管理者向けトレーニングコース
「Sniffer University」


eビジネスの未来を拓く鍵、PKI

eビジネスの安全を支えるPKI 技術を習得する教育・トレーニングプログラム
BALTIMORE ACADEMY JAPAN


CRM導入から展開へ
●投資効果を最大限に活かすプロフェッショナルを育成する 「Genesys University Genesys 6 トレーニングコース」


 

基礎から専門コースまで、短期間でSANを習得できる
東京エレクトロンの「SANトレーニングコース」

2006年までには70%以上のストレージがネットワーク化

 目覚しいIT技術の進展やブロードバンド時代の到来など、ネットワークを流通する情報量の増大は、企業の情報システムとビジネスに大きなインパクトを与えている。これまで多くの企業では、増大するデータ量に対して大容量のストレージや個々のストレージを増設し、データの消失に対しては個々のバックアップストレージを構築することで対応していた。しかし、このような対応では、「アクセス速度の限界」「ストレージ構成の制限」「分散したストレージの管理」「データバックアップのリストアの限界」「サーバーおよびネットワークの負荷の限界」「運用・管理費用の増大」といった問題が生じてくる。これらの問題を解決するシステムとして注目されているが、SAN(Storage Area Network)である。SANでは、複数のサーバーと複数のストレージ機器が直接接続されるため、サーバーはオーバーヘッドの少ないFiber Channelを使用して他のサーバーを介さずにデータファイルに直接アクセスすることができる。サーバー=ストレージ間の大容量ファイルの送受信を高速に処理することのできるSAN を構築することで、LANは本来の目的であるLANセグメント間やクライアント=サーバー間の高速通信に専念できる。このようにLANとSANとが相互補完的な関係を構築することで、長期的に発展できるボトルネックのない企業内システムの構築が可能になる。

 またSANは、従来のメインフレーム並みの機能を、低価格サーバーを複数結合することで実現するクラスタリング・システムの中核技術でもある。そのためSAN を採用したシステムは、高い信頼性と高性能を兼ね備えたシステムを低価格に実現できる、いわゆるTCO (Total Cost of Ownership)に優れた企業内通信システムともいえる。

 IDC等のレポートによると、2006年までには70%以上のストレージがネットワーク化されると予想されているが、SANによってストレージがネットワーク化されていくと、これまで考えられなかったような問題や要求がシステムに生じてくるだろう。現在、SANの市場は活気に満ちているが、その中で、将来の課題解決を含めた、さまざまなテクノロジーが開発・製品化されているのが今日のSANの状況である。

市場の伸びを妨げているSAN技術者の不足

 活発化する市場に反して、Fiber ChannelやSANの技術をもつ技術者の数は少なく、それが市場の伸びを妨げている第一の要因だともいわれている。このような技術者不足の解消と市場のさらなる発展に貢献できるよう、東京エレクトロン梶i以下、TEL)では、ストレージ・ネットワーキング事業で培った豊富な経験、知識、ノウハウをもとに、体系的な講義・実習による「SAN トレーニングコース」を定期的に開催している。同トレーニングコースの特徴は、ストレージ・ネットワーキングの入門コースから、Fiber Channel Fabric Solution市場のリーディングカンパニーであるブロケード社の技術者認定資格「BCFP(Brocade Certified Fabric Professional)」および「BCSD(同SAN Designer)」の取得に向けた上級コースまで、すべての層を対象としたコースメニューが用意されているところである。さらに、現在のSAN市場で最も注目されているカテゴリーの一つであるIP-SANについて、短時間でその基礎と概要を習得できるコースも用意されている。


基礎学習から最先端技術の修得まで段階的な受講が可能

 TELのSANトレーニングコースの主な内容は次の通り。基礎知識を学ぶ入門コースから資格認定取得に向けたコースまで、SANの知識・技術について段階的な受講が可能である。

「Storage Networking入門」
 初めてFiber Channel、Storage Area Network技術を学習される営業および技術者の方を対象としたコース。短時間でFC/SANの基礎と概要を体系的に習得できる。開催は毎月1回(半日:午後)。

「Fiber Channelテクニカルトレーニング」
 これからFiber Channel、Storage Area Network技術を学習される方、また、既にそれらの知識があり、さらに理解を深めたい技術者の方を対象としたコース。どのベンダー製品にも特化することのない技術知識を習得できる。開催は毎月1回(1日半:初日は午後から)。

「IP-SAN入門」
 IP-SANを初めて学習される営業および技術者の方を対象としたコース。短時間でIP-SANの基礎と概要を習得できる。開催は毎月1回(2時間)。

「AFS200」(Brocade SW3000シリーズFCスイッチの理論とオペレーション)
 ブロケード社スイッチ製品によるSAN構築サポートを行う技術者を育成する、BCFP認定資格取得のための推奨コース。受講の条件は、ブロケード社のSAN100クラス同等の内容を取得済みか、FCとSANの基礎知識(FCテクニカルトレーニングを受講済み)をもっている方、SCSIストレージ、LANシステムの経験者。開催は毎月1回(4日間)。

「AFS300」(Brocade FCスイッチにおけるSANのトラブルシューティング)
 ブロケード社スイッチ製品によるSAN構築・運用において、システム管理者に期待される障害検出とその解決を支援することを目的としており、システムをいくつかの領域に分類して問題解決を行う技術者を育成する、BCFP認定資格取得のための推奨コース。受講の条件は、ブロケード社のAFS200/SWT250:Brocade SW2000/3000シリーズFCスイッチの理論とオペレーションを受講済みか、同等のFiber Channel、SANの知識をもっている方。開催は年4回(3日間)。

「AFS212」(Brocade SW12000スイッチの理論とオペレーション)

 ブロケード社製SW 12000のオペレーション並びにサポートを行う技術者を育成するコース。受講の条件は、ブロケード社のスイッチ製品を使用し、大規模なSAN 環境を構築されるエンジニア・運用管理者等の方。開催は年4回(2日間)。

「CSD260」(Brocade FCスイッチを用いたSANデザイン)
 ブロケード社スイッチ製品を用いたSAN の構築を効率的かつ、効果的に行える技術者、営業を育成する、BCSD認定資格取得のための推奨コース。受講の条件は、ブロケード社スイッチ製品の販売/サポートに従事していること。開催は年4 回(4日間)。

 TELでは、同トレーニングのほか基礎知識や事例を中心に各種セミナーを開催するなど、SANの普及推進に向けたさまざまな取り組みも行っている。


図1 SANトレーニングコースの受講フロー
<お問い合わせ先>

東京エレクトロン(株)
コンピュータ・ネットワークBU
アドバンスサポートグループ
SANトレーニング受付
TEL:03-5561-7255
E-mail:san-edu@kabuki.tel.co.jp
URL:http://www.tel.co.jp/cn/

 



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