アルカテル・ルーセントは2008年８月、レイヤ２＋ギガビット・イーサネットLANスイッチ「OmniSwitch 6400」ファミリーを発表した。同製品は、中小規模ネットワーク、キャリア・イーサネット・アクセス・アプリケーション向けに開発されたもので、省電力で経済的かつコンパクトでありながらパフォーマンスが高く、マルチレイヤ・セキュリティと豊富な機能を提供するものである。

OmniSwitch 6400は、アルカテル・ルーセントのオフィス・コミュニケーション・ソリューション（OCS）として提供されるデータ・ネットワークを構成している。OCSは、中小規模ネットワーク向けの製品群で、ダイナミック・エンタープライズに求められるIPインフラストラクチャ、コミュニケーション、モバイル、コンバージェンス、知識共有の機能を提供。加入者宅内機器（CPE）として、イーサネットによるアクセスを提供する通信事業にとって重要なコンポーネントである。同製品はEthernet OAMやMetro Ethernet Forum（MEF）認証に準拠しており、通信事業者の障害対応を効率化することができる。

また、スマートコンティニアススイッチング機能を備え、効率的な連続運用を実現することも可能である。ユーザー認証、検疫VLAN、アクセス コントロール リスト、暗号化、DoS攻撃プロテクションなど、マルチレイヤ・セキュリティを提供し、先端のネットワークポリシー、管理機能に対応している。同製品は、アルカテル・ルーセントの低消費電力製品を設計開発するという責務に基づく製品で、RoHS指令に完全準拠している。